2017年05月11日

藍染め体験の盛況情景

今月7日(日曜日)に「藍染め体験教室」、が行われました。

【UMKハウジングパーク】のイベントとしての依頼です。

【UMKハウジングパーク】はUMK主催の総合住宅展示場で有名住宅メーカーの見本市です。
豪邸に囲まれた広場があり、イベントが行われます。いわゆる見学者の方々への楽しみのサービスです。


情景を見てください。



上の写真ではわかりずらいと思いますが、壁際に10ℓのバケツにインド藍の液を3個作りました。
ご覧のように藍の華が盛り上がっています。



午前10時から午後4時までです。30名様限定で料金は無料です。
3ヶ所の染場もお客様が絶えることの無い程の盛況振りでした。

子供さんが多かったですが、藍染の存在を知ることは良い勉強になったと思います。


「UMKハウジング」さんの主催ですので、テントやテーブルやその位置までの準備はすべて設置して頂き、私が用意するのは藍の液と染める素材位のものでした。
しかも、2名の女性のアシスタントのお手伝いさんまで配慮いただき大いに助かりました。これ程盛況ですと私一人では賄うことができなかったかもしれません。




お客さんの作った出来上がりをご覧ください。柄は有松絞りを用いて見本からお客さんの希望に応じて私が絞ったものです。





今回の催事に「一貫張りの生徒募集」を兼ねたいと思い、生徒さんの作品の展示をお願いしましたら許可頂き有難かったです。




お礼に、無料体験素材は一般には普通サイズのハンカチが用いられるますが、二重ガーゼやスカーフ・ランチョンマットも準備しました。
4時までできるようにと、30名分ではなく50名分近くを用意しました。



一貫張りは最近の未発表の名作が多いので、近く各一点づつ詳しくブログで紹介します。


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2017年04月15日

スカートの染め直しに大喜び!!

私は、よく染め直しを依頼されます。

余程の事がない限り断りません。

総てが、お客様の要望のようにはなりませんが、お客さんに地色の変更や、汚点は抜色し絞りの柄にするなど提案します。

結果は、ほとんど喜んで頂いています。時には追加注文ももあります。



今回はメールで遠い県外の方からの依頼です。県外からは初めてです、嬉しかったです。
添付された写真では、失礼ながらグレーの色にも藍の色にも見えるものでしたが、よく判らず引き受けました。


到着しましたのはスカートです。


よく見ますと、下の写真のように白く脱色部分が点在しています。



ご依頼の方へ藍染にすることを了解を得ました。
脱色の白かったところも、全体の地も藍一色の無地に染め上げました。白い部分も判らなくなりました。
一か所だけ言われれば少し色味の違いの部分がありましたが80%の出来栄えと思っています。



ご依頼の方からも、大喜びのメールを頂きました。お客様に喜んで頂けるとうれしさもひと際違います。


染め直しは教科書がありませんので、自分で秘伝???を編み出さねばなりません。勉強になります。


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2017年02月05日

iインド藍染め体験講座の繁盛の兆し

藍染め体験希望者が増えつつあります。ニコニコ拍手




この小さなバケツが藍の液です。中のブクブクな泡は、彼の有名な『藍の華です。キョロキョロ






日本の「すくも藍」の知っている方には玩具のような藍です。
インスタントコーヒーにちなんで『インスタント藍』と言った方がいましたが言い得て妙です。






現在バックを生徒さんで縫製し方は、そのバックを染めています。3回染めを繰り返しています。
取り出し酸化させますと緑色から青い色のバックに変化していきます。











エプロンを作った方は、ご覧のような出来栄えになりまた。すっかり、藍にはまったようです。








生徒さん募集中です。詳細は電話を下さい。説明書を送付致します。
問い合わせ電話 
0985-75ー7814  
スマホ090-1878-4361

数度、体験すれば、インスタント藍ですから自宅でもできます。


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2016年12月20日

UMKテレビ放送 一貫張り放映から生まれた作品

後日談になりますが、11月15日一貫張りに関するがUNKテレビで放映されました。



放映の趣旨は次の様です。リポーターさんの言葉です。写真中央の方がリポーターさんです。左のお二人は橋本さん・野津さんのベテラン生徒さんです。

今週のテーマは「エコアクション」です。
傷んだカゴやかばんを修繕して蘇らせる昔ながらのリユース法、「一貫張り」をご紹介します。

一貫張りとはカゴなどの日用品に和紙を張り、「柿渋」という塗料を塗って修理する伝統の技法で、昔は広く行われていました。
最近では趣味で作る人も増え、インテリアとしても人気です。


この番組の為に準備しました。
リポーターさんに一貫張りの簡単な制作手順を判って貰うために作りました。


四角の竹皿です。右側から竹に和紙を張り、柿渋を刷毛染めの地色を作り、模様を貼り艶出しまでの『一貫DECOです。


さて、エコアクションの作品を紹介します。先ず竹カゴです。



一部壊れたカゴも3枚目の写真のように「切り絵の薔薇の花」の柄を施し素晴らしい柿渋染めの皿になりました。


次はガラスのグラスで少しヒビが入っていましたが、下のように変化しました。

地となる和紙も柄になる部分も艶出しを掛けて裏から貼り付けました。表からの肌触りはガラスその物です。
花瓶に使ってみようと思っています。


次はコーヒーカップです。縁が欠けていました。割れ目を糊で貼り付けご覧のようにクリスマスムードの柄を施しました。




放映最初にリポーターの方が底が壊れた竹籠を紹介していましたが次の様になり、この上にが模様を貼り艶出しする積りです。




最後は100均雑貨で購入した折り畳み式の箱ですが、色味が無味乾燥で何か装飾してインテリア用品として使用したいと考え、柿渋と助剤を用いてオシャレなボックスが出来そうです。内側が未完成で色味を迷ってます。
(購入したばかり)


(柿渋で出来上がりつつあります。




今回はUMKUテレビさんの取材で作りましたが、どの作品も【一貫DECO】の技法で出来上がっていますl。
認可されて数か月ですが、この技法が確立できたように思え自信が湧いてきます。


UMKテレビのリポーターの方のお蔭とお礼を申し上げたい気持ちです。

【一貫DECOは実用新案ではありません。技法を教授することの商標権です。


 一貫張り・一貫DECOの生徒募集を行っています。火曜日・木曜日・土曜日


場 所 ● アトリエ祇園(宮崎市祇園町)
     〒880-0024 宮崎市祇園1丁目120-2 トモ・コーポ 202号

上記の曜日の時間は応募された方と相談の上決めたいと思います


************************************

只今、【一貫張・一貫DECO】の通信教育を考えています。準備中です。
しかし、Eメール・Gメールのできる方なら即実施できると考えています。
制作過程は写真を添付して頂き指導出来ます。
当初は作成手順の書面と材料などをキットにしてお送りします。(送料無料)
質問・解答の繰り返しで指導することになります。

講習料 1作品完成まで2000円    
材料など  2500円位。消耗品ですので無くなれば追加注文して頂きます。

詳細問合せは【☎ 090-1878-4361】松元までお願いします



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2016年09月10日

藍染め講習(インド藍) 生徒さん募集!!

前回のブログで藍染の事を投稿しました。染めの注文を受け染める楽しみは、喜んで下さる方がいらっしゃるかと思いますと一層意気込みが違います。


前回のブログも再読下さい。色も本藍に劣らない出来栄えです。拍手


今年の夏に向けた作品もご覧下さい。通販で売れた作品もあります。他の草木染色を併合して楽しむ事も出来ます。


インド藍は、他の草木染めや一貫張りとは異なり、工程も短く染める要領も簡単です。覚えると自分の家でも楽しめます。
本藍に比べれば、薄い色は多少劣りますが、堅牢度は強く、染色技術も進歩して体験上、更に洗濯堅牢度は強くなったと思います。


前回のブログの作務衣を見て頂けると思いますが、色も素晴らしいです。染め直しました作務衣も10年前に買って頂いたもので2回目の染め直しです。この様に退色すれば染め直しができるところが楽しみであり、藍染の利点です。



カルチャー教室で一貫張りが盛んですが、もっと『インド藍』も広く知って頂こうと色々認知拡大を図りたいと思います。
一言述べますが、一貫張りと違い3回ぐらい実習講座しますと自分で自分のお家で出来るようになります。



さて、講座の方法です。三つの方法が考えられます。
  ① 現在も実行していますが、宮崎市内の教室
    『アトリエ祇園』で行なっています。予約制です。
    日曜日も・夕方もOK
で す。
  ② 宮崎市近郊が範囲ですが、生徒さんの指定
    しました場所に主張講座を行います。
   水道と流しがあれば良いです。
    お湯はやかんで沸かして頂ければ良いです。
  ③ 通信講座です。他の草木染めや一貫張り
   ですと、小冊子の教科書も準備せねばなり
   ませんが、インド藍ですと、簡単な説明書で
   十分です。
   只、ひたすら体験実習の行動あるのみです。
   


通信講座の通信手段は電話・FAX・パソコンやスマホのメールで、作品の制作過程はメールに写真を添付出来ます。

メール添付出来ない方はデジカメの写真をハガキ・手紙で速達で送れば翌日に到着します。
これほど通信方法が多様な時代です。一つに規制されず、通信講座が出来るように思え、考慮努力中です。


懸案中ですが、チラシも出来上がりつつあります。
近日、関連個所に、おかせて頂けるようにお願いにお伺いしょうと考えています。




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2016年07月10日

ファション誌に『U‐lineストール』広告掲載


上の安室奈美恵の表紙のファッション誌に広告を掲載しました。


174ページに掲載されています。


もう少し大きくしますと・・・・・・・


同時期にこの雑誌以外からもファッション誌2社・テレビ局からも広告の勧誘がありました。これも後述します年間誌の所為ではないかと推察しています。

今年5月6日に【注目情報はこれだ!】を投稿しました。


個人からの注文はありませんが、『U-lineストール』もかなり認知されつつt有ります。
今夏に向けて作りました『U-lineストール』を紹介します。


『U-lineストール』の原型と只、肩に掛けただけで波打つようなフリルが生まれます。


中央はシルク。両端の2枚は綿ですが肌さわりが素晴らしいです。インド藍に刈安を上染めしましてグリーンな色が出来ました。
色合いから四季を通じてファッションを楽しめます。




無地も染めてみました。肌ざりに素晴らしい綿です。
遂、多色な色合いで凝りて染めがちになりますが、無地もシンプルでそれなりに素晴らしく思えます。




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2016年05月06日

『注目情報はこれだ!』

昨年11月頃に実用新案登録取得の『U‐lineストール』の認知拡大に、スポーツ新聞の九州版から広告を出しましたら、連鎖的に勧誘があり「婦人公論」や「女性セブン」などの全国版雑誌に広告を掲載しました。


お蔭で広告業界の実情を垣間見た思いです。途中2件ほど詐欺まがいの勧誘や覚えのない請求額を示す電話があり、拒否すると脅迫じみた言語になってきます。余談ですが撃退法として「録音をする旨を告げ当方の質問に答えてもらう事を告げます」と、”プツン”と電話が切れます。


対応しました広告会社は10社程でしたが、ほとんどが、広告の大きさ・掲載場所・料金・影響力などですが、一社だけが商品の内容に質問が有り、女性スタッフの賞賛の声を頂いたようです。『U‐lineストールの機能性』にこだわり、私の意図する商品性を理解して頂けたと思い掲載の契約を即座にしました。



下が、その出版社です。


上記は月刊誌ですが、創立30周年を迎えるに際しタイトル名の年間誌が発行されるとの事で私の発想の『U- lineストール』も取材掲載されています。

表紙の一部です。この丸の中に書かれたキャッチコピーで本の趣旨がお判り頂けると思います。


目次を見てみましょう。


さて、私のストールの取材内容の紙面です。




注目されました説明や写真を詳しく見てみましょう。(紙面を縦に合成して判りやすくしました)



以上ですが、毎日溢れように情報が生まれていますが、その中から私の『U-lineストール』に着目して頂き掲載して頂いた事は有り難いです。

目下、夏に向けての作品作りに精を出しています。
夏にふドレープ』さわしく生地は薄く、染めは藍を基準に染めます。

日焼け防止に寸法も小柄にして、着装すると『揺れるフリル・涼しげな胸元を飾れる『U』の横幅や曲線の取り方など工夫すべきと自ら縫製して挑戦中です。


完成次第に暫時、Amazonに掲載して行きます。ご期待下さい。


5月7日より東京から発売開始されるとの事です。

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2016年03月03日

『一貫張り』と『デコパージュ』のコラボ 『ひな祭り』作品制作

『一貫張り』の生徒さんより、デコパージュされた石鹸を頂きました。話には聞いていましたが見るのは初めてです。



『デコパージュ』のことに興味を持ち調べてみますと、木工・ガラス・布などの品物に千代紙なども貼り、デコパージュ専用の糊で接着し、同じ糊を作品全体に塗布しツヤも出る事ができることが分かりました。

早速試作品を作ってみました。
下の作品は従来の『一貫張り』そのものの手法で作った物です。模様を含め全体に柿渋の深さと渋さが特徴です。





同じ模様をデコパージュ手法で創ってみました。
先ず、作品対象物を柿渋液で、イメージした色味に染め上げます。全体無地です。



次に上述の専用の糊で、やや同様のデザインに用いた千代紙を貼り全体を同糊で塗布し光沢も出て名作が出来上がりました。


今までは柄の部分は地肌の部分とは明るめに柿渋の濃淡差をつけていましたが、デコパージュでは柄部分は全く柿渋は塗らず糊の光沢だけですが、思っていましたより、それなりの作品として見れる工芸品と私には思えます。如何でしょう。



さて、2月の講習会では、各教室とも『一貫張りとデコパージュ手法のコラボ』で「ひな祭り作品」を創る事を課題に進めてきました。
このブログでは、生徒さんの作品の写真を撮り忘れお見せすることが出来ませんが、小さい作品ながら名作も有り、いずれ紹介します。


取りあえず、私の作品をご覧ください。『一貫張りとデコパージュのコラボ作品』の初公開です。









この手法を、既にされている方がいらしゃるのではと思い画像検索しましたが居られないようです。残念ながら竹に上張り(白い和紙)は貼っていますが、柿渋は用いて居られず、デコパージュの紙を貼っただけになっています。
柿渋の液の深さが用いて居られません。


知的財産として、『商標登録』の取得を弁理士さんに出願依頼中です。
その商標は、の折衷です。



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2016年02月14日

西都の講習生、市議会議長賞受賞

1昨日は『西都市の働く婦人の家』の一貫張り育成講座でした。吉報です
教室のまとめ役もして頂いてる「安芸サチ子さん」が西都市の高齢者展で受賞しました。




詳しく見て見ましょう。


受賞しました作品です。鳥獣戯画を主体にしましたハンドバックです。
安芸さんは、「働く婦人の家」で洋裁の講師もしておられるせいでしょうか、持ち手の所を工夫しています。



表彰状です。


「盾」も素晴らしいです。受賞者の名前も入り実感が伴います。



安芸さんから受賞の話は聞いていましたが、こうして受賞の賞状・盾を見ますと我が毎の如く嬉しく、自分の仕事の有意義さに誇りさえ感じます。お礼を申し上げたい気持ちです。拍手

一貫張りのハンドバグが少しづつ流行り話題になっているように思えます。
熟練した生徒さんは知人・友人に制作依頼されているようで、ニコニコ困った顔つきで喜んでいます。
ニコニコ

高齢者の方々、是非、何か一つ「もの作りに」に挑戦して見て下さい。挫折しても良いのです。
次の何かを探せば良いのです。気軽な気持ちで探せば、それも生きがいです。と私は考えています。



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2016年02月11日

U-Lineストール、感激の広告

10月28日付けの「日刊スポーツ」新聞に、同ストールの認知拡大を目的に広告を掲載しました。
その後、掲載依頼の電話が毎日のように掛かり、広告業界の熾烈な合戦の中に入り込んだ自分の存在を知りました。
宮崎以外の主要都市の方々の数人の方に『U-lineストール』という言葉だけでも知ってもらいたいと思い、「女性セブン」や「婦人公論」などにも掲載しました。



下の写真のように、かなり散財しましたが、どうしても『U-lineストールの素晴らしさ』を知って頂きたく県外への広告を掲載しました。


今回の広告掲載戦略リレー最後のアンカーは『月刊誌mr partner]』からの掲載勧誘でした。
今までの広告会社からの勧誘トークとは異なり、『U-lineストール』のアイディアを理解したことが真実分かり、惚れ込んだ様子が電話の会話から感じられました。編集される方なのでしょうか、女性の方の推挙が強かったようです。


2月10日発行でした。



広告はグルメ・暮らし・旅のジャンルに分かれ、私の広告は「暮らし」の部類に入ります。


もう、少し詳しく見て見ましょう。


文面は私が書いていません。編集担当の方が、私のホームページやブログからの引用したとは言え『U-lineストール』を理解していないと書け無いほどの説得力のある文章でした。逆に私が引用したい文脈もあります。




広告は「文字のセールスマン」と思います。この『月刊誌mr partner]』の広告は『Amazon』を通じ近日中に購入のメールが届くような気がします。


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2015年12月25日

『U-lineストール』素晴らしさに自我自賛

『U-Lineストール』の巻き方が一つ思い付きました。

元来、ストールとは首の後ろから掛けて左右に分けて胸元に垂らして、後はご自身の得意の巻き方でファッションを楽しみます。

ところが、『U-lineストール』の巻き方で思いついたのは、上の写真のように首の前胸元から掛けて後ろに放り投げるだけで、胸元にドレープが生じ、後ろ背中には自然と揺れるフリルが生じます。ドレープは自由に形が調整できます。
ふと、思いつたバックファッションも兼ねた巻き方ですが、あなたご自身で工夫すれば、お似合いの巻き方が作れます。


自我自賛ですが、このような素晴らしいストールを全国に知って頂けねばと大金を払い『婦人公論 2016年 1/4号 [雑誌』に広告を掲載しました。


更に関西方面の広告を掲載する機会を得ました。産経新聞です。


目下、知名度は広告会社だけに広がりますが、必ず個人の方々から注目を浴びる日々が来ることをイメージし信じています。
 



話題は変わりますが、昨夜NHKで『長嶋茂雄スペシャル』を見ました。
現役の頃、 『三振が連続しても、負けることが続いても、頭の中には「打つ」と「勝つ」イメージだけをした』。又は、天覧試合では「ホームランを打つ」とイメージしていたとの事。陛下が退席3分前にあの有名な「天覧ホーマー』が生まれたとの事です。『イメージする』事の大切さを思い知らされました。、売れなくても、売れなくとも、『U-lineストール』に陽あたる日が必ず訪れる事を鮮明にイメージして縫製し染めることを続けたいと思います。イメージも鮮明さが大事なようです。


故に、自我自賛(イメージ)することは大切です。



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2015年12月20日

本郷公民館の一貫張り講習終了しました。

10月より、宮崎市立の公民館の本郷公民館で「一貫張り」の基礎を教えてきました。12月7日で無事に終わりました。
早めにブログを投稿すべきでしたが『U-lineストールの知名度向上』の広告に忙しく後になってしまいました。
5回の講座でしたが、結果の出来栄えは、この短期間で素晴らしい作品が出来がりました。公民館の担当の方も驚くほどでした。
作品を紹介します。












私は、2・3名位は私のアトリエ祇園に応募される方がおられると思っていましたが、今以って連絡がありません。私の思い上がりでした。
考えて見ますと、上の写真の出来栄えから推測しますと、一貫張りに経験のある方が多かったとのではと思っています。

まったく基本的なことしか教えていませんので、顔料や合成顔料を用いた色味に変更や調合方法など、又は、媒染剤による色彩の濃淡調合など、又は、デザインの素材の選択などと技法があり、これらの組み合わせで、表現の手法は多種多様です。
今回受講の生徒さんも、これらの事を学べばもっと楽しく一貫張りの深さを知ることが出来たのにと思っています。

当アトリエで初歩からの生徒さんの募集を行っています。毎週土曜日の午後は空席があります。
詳しくは、090-1878-4361 松元までお問合せ下さい。」


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2015年11月06日

本郷公民館で一貫張り講習

宮崎市立の各地域の公民館は10月より新講座が始まります。12月まで1回2時間単位で5回です。
本郷公民会では私の『一貫張り』を指定して頂き、誠に有難い限りです。
20名定員に50名の応募者がいらしたそうで、「一貫張り」の認知度が高まってきているようで、その点でもうれしく思います。


早速、教室の情景を見てみましょう。2回目の講習会です。
全景です。



一回目は糊の作り方、下貼り(竹に貼る)上貼り(下貼りの上に貼る)までの要領を教えました。2時間では制作出来ませんので2回までの宿題にしました。本日がその2回目です。果たしてどこまで出来たでしょう。
デザインのセンスが多くいらしゃると思いましたが、念の為お渡ししました千代紙の構図の参考資料としてお渡ししました。






ほとんどの方が上貼り迄でしたが、自分なりのデザインを貼ってこられた方もおられました。私の取り越し苦労の様です。




公民館では書道もあるようで、練習しました紙を素材に頂き、貼ってこられたようです。



デザインの貼り付けの終わった方は待望の刷毛の柿渋染めです。途中までの方も含めて全員、柿渋原液を1対1の割合で準備して頂きました。上貼りも出来ていない方も居られますが、5回で講習は終わりです。進度がマチマチで予測していましたので困る事はありません。5回で終わらない方は私の祇園のアトリエで教える積りです。




ご自分で書かれたそうです。筆跡からどこかで見た筆使いと思って見ていました。


残り3回の講座です。講習を応募された方々だけあって、理解も早く傑作が生まれる予感がします。
どれだけの事が出来るか判りませんが、一貫張りの興味が深まるだけでも意義ある講習だと思っています。


進行状況を又投稿します。

下記の様に展示会もあります。
本郷の生徒さんも是非来場頂き、先輩たちの作品を見て頂きたいと思います。




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2015年10月24日

西都市 働く婦人の家 秋まつり 一貫張りも展示



私は初めての参加ですが、今年からは一般の方々にも見ていただくために「西匠の館」の場所で行なう事になったそうです。

受付正面をご覧下さい。


多くの工芸品の中で、「一貫張り」は入口近くにあり、会場に入りますと最初に目に留まります。

このディスプレイは、生徒さんたちの手で行って頂きました。
私は昨日のブログで紹介しました「インド藍の講習」と重なり、4ヶ月前に予約されていた為断れず、一貫張りの展示の準備を生徒さんの皆さんにお任せせざざるを得ず申し訳なく、リード役のAさんには最後まで留まり確認して頂きお礼の申し様もありません。


個々の作品を一つ一つ見てみましょう。
数ヶ月でバッグをくるなど、他の手芸の講師をされている方だからでしょう。



この中に猫ちゃんを入れるそうです。外側は布です。








大きな「ヒマワリ」思い切った着想ですね。。絵を描ける人はいいですね。



エビの水墨画。


きり絵も素晴らしいです。






下の2点、作者独作の作品と思われます。助言してみた試作してみたいと思います。



















竹の一部を薄い紙で模様付けの着想が面白いですね。


今年4月からの初級講座、7月からの育成講座と半年になりました。皆さん一生懸命でそれだけに上達するのが早いです。
すっかりのめりこんでいる方もおられ、定期講習以外にも只で教えて上げたいぐらいです。秀作を時間を忘れて取り組みたい思いです。

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2015年04月30日

『一貫張り』を「西都市働く婦人の家」講座に参加

前回のブログの続きになります。
無料体験では30名の方が応募して頂き、一貫張りを知って頂きました。

タイミング良く、年度明けの4月からは「働く婦人の家」では改めて各講座が始まるようで、私もこの講座に参加させて頂く事になりました。
6名以上だと講座として成立するとの事で、8名の方が応募されました。
無料体験の効果だと思っています。
1回2時間で6回の講座です。月に2回ですので4月から6月迄です。

毎月、第2・第4金曜日です。4月は10日と24日になります。
一回目の10日は材料や道具の説明。次に下貼りの糊の作り方、上貼り紙、模様紙の糊の作り方を覚えてもらう事で終わりました。
貼り方は、無料体験の時の要領で行う事を宿題にしました。

デザインは13センチ角の千代紙を柄違いの10枚お渡しして、出来る人は下手でも良いので時間があればして来るようにしました。
カゴは全員丸カゴで、上貼りは本格的に厚手の和紙を使って頂きます。


4月24日になりました。
皆さん、宿題の上貼り迄してきてます。無料体験でしました要領が理解されていた所為で意外と上手です。
貼り方を見せ合ってざわめいています。


千代紙を貼ってのデザインをされた方は居なかったようです。
どうも、出来ないと言うより、カゴの形体が丸く底も深く貼る事にかなり手こずったようで、時間がなかったようです。


千代紙の用い方と言うか考え方を説明し、形やカゴに貼るレイアウトなどを数種例示して、各自考えてするようにしました。
全員、同じデザインをすると考えていた生徒さんもいました。
私は、各自の個性を生かせるような指導をしています。当初は上手い下手はどうでも良いと思います。
講座が進むに従い、作品を見せ合っている内に、それなりの作品が出来上がってきます。


8名だと指導も忙しく、写真を撮る時間も無く、撮れたものだけでもご覧ください。









質疑応答が盛んで、賑やかで充実した2時間でした。


最後は私の持ち合わせのカゴを選んで頂き、5月の3回目に備え購入して頂きました。
今までの体験では、いずれは自分で好みのカゴを持参してくるようになると思います。無い場合は私が調達します。
模様紙に、書道のひらがなと漢字の書かれたものを和紙にコピーして渡しました。
講座では、1名代表で世話役の方が居られ、新しい資料の集金なども行い全体のまとめ役の方が居られ助かります。


さて、次回は5月8日です。果たしてどのような作品が出来上がるか楽しみです。


別件ですが5月に、一貫張り生徒さんの作品展を行います。同時に私の草木染めと生徒さん関連の別のジャンルの小作品展を行います。


秋の11月も展示会を予定しています。西都の生徒さんも出品して楽しめるようになると期待しています。

宮崎市内の『アトリエ祇園』と『新富一貫張り教室』では生徒募集中です。

関心のある方、是非、展示会にご来場お待ちしています。






  


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2015年03月14日

一貫張りの無料体験を西都市で行う

私と西都市とは案外と縁があります。「牡丹の水墨画で有名な西先生」に西都市の公民館で一年間水墨を教えて頂きました。一回目だけの生徒です。
『夢たまご』では3回程工芸の仲間と共に「草木染め展示会」を行っています。
昨年は『布花』の先生と共に、一貫張りと草木染めの展示会を行いました。
又、5年ほど前は『PAO』一階の売り場では一週間「草木染めストール」の展示販売を行いました。


今回は西都に「一貫張り教室」の開講です。一貫張りは知名度が低いため、指導料は勿論、教材費も無料の開講を条件に一室を【西都市働く婦人の家】の一室をお借りしまして行いました。
過去の体験から、15名応募していて抱ければと思っていました。念の為、宮日の西都市の三財小学校の特集記事のある個所に広告を、更に『きゅんと』にも広告掲載をしましたら30名も応募があり、3月5・6日の一回15名と、9・10日の2回15名に分けて時間は各日2時間の計4時間の講習です。


講習会の様子です。
先ず、無料の材料をご覧ください。カゴ・刷毛・柿渋液と糊の入れ物は百均です。和紙は安い物を使いました。デザインは10cm角の和紙2枚です。



和紙をカゴの形状に合わせて、貼り易い大きさに手で裂きます。



カゴに和紙をはります。一貫張りの良し悪しは貼り方がその重要な一つです。要領を身に着けることが大切です。



千代紙のデザインを考えてもらいます。見本は提示していますが、囚われずご自分のセンスでオリジナルな一貫張りのカゴを作って頂きます。


白っぽいカゴはNHKの講座で勉強された方も参加されていました。ふちを青紫の和紙で縁取り、切り紙手法の柄を貼っていらしています。


上述のベテランの方も居られるかと思うと、全く初めての方が多いと思いますが、その中のお一人の方のシンプルなデザインもあります。
貼る事5分、2枚の千代紙をひし形に重ね合わせただけのシンプルさ。「シンプルこそ最大のデザイン」と言う言葉を思い出します。



柿渋の塗り方は2回位しか出来ず、しかも室内ですので良い色は出ませんでした。
自宅で天気の良い日に太陽に日差しに照らし、乾燥しては塗ることを5回ほど繰り返せば、素晴らしい作品になり、艶も出て自分が創ったと思えないほどの出来栄えになるとおもいます。
是非、私の自主講座にも参加して、売れる程の作品を創り楽しみませんか。
春と秋に2回『生徒作品展』の展示即売会も行っています。応募されることをお待ちしています。

街を歩きますと、一貫張りの手籠を見かけることが有ります。教室でも持ち手の工夫に凝ってます。


生徒募集中

関心ある方は見学でもして下さい。強要は致しません。


宮崎の教室も新富の教室も生徒募集中です。楽しみませんか。懇切丁寧にお教えいたします。
規定時間以外でも、対応致しています。休んでも安心、マイ・ペースで受講して下さい。



宮崎市内 アトリエ祇園 祇園1丁目交差点より徒歩1分 駐車4台あり。

新富町  新富町文化会館内

問合せ先 電話090-1878-4361



  


Posted by 彩草工房 at 17:32Comments(0)見聞録

2014年08月03日

夏の展示会の結果と講習会準備

真夏の展示会も終わり、早速結果報告のブログを書くべき処、体調不調で一泊検査や、あるグループの大人数の草木染めの受注を受け、当工房を選択し下さった事に感謝し是非成功すべき対応に追われ、本日やっと対処方法も報告することが出来ました。

やっと、マウスを握る気持ちになりました。

お客様にお送りしました勧誘のハガキと看板です。趣旨が解って頂けると思います。





看板もなるべく目立つように車道前に建てました。制作は虹彩堂さん。


大展示会場をご紹介しましょう。アパートの一室。キッチンが有り、6畳一間の1DK.。キッチンを改良したことで立派な会場になりました。


キッチンの改良部分を見て下さい。


白いテーブルに商品が揃えてありますが、この白いテーブルは「かわきよさんに作って頂きました。この下にガス代と流しが有ります。我ながら思いも寄らない着想でした。



Tシャツの素材在庫と仕入先からは推奨されるデザインのものは少数ながら仕入れ、今回の展示会のテーマに最適と思いました。
絞り手法も有松絞りにない抽象的な物を勉強して工夫しましたら、思いも寄らずかなりの反響がありました。今後はストールにも生かされそうです。では、Tシャツをご覧ください。





槐と茜でも染めて見ました。





では、ストールとTシャツとのコーディネイトしました作品をご覧下さい。
いつもの長方形のストールですが、生地も薄く色合いも十分考えた積りです。



特許登録認可のU-Lineストールはストール専用のハンガーを購入し窓近い際に展示しました。逆光で見にくいです。
このストールの認知拡販の戦略を変えました。原価に近い格安で売ることで、多くの方が特徴を知って頂く事になることに努力したいと思います。


このボディのTシャツは購入された方には派手で他のtシャツと取り換え、Uラインストールから縮緬のポンチョ、綿サンダイアのパンツまで一式売れました。U-Lineに取り替えて頂いたことがうれしく思いました。


Tシャツは際立つほどに派手に作ればと思い、黄色の槐色を絞りで表現しましたが、少し派手すぎて売れないと思っていましたら、絶賛されて、又もU-Lineストールと共に売れました。


そのU-Lineストールとは、このストールです。




インドシルクを薄藍に染めて見ました。


今回の展示会は宮日の「あすのMIYAZAKI]を含め3回の広告を出しました。
お蔭で、初日は2~3人位の方が、ほぼ切れ目なく来店して頂き有難いことです。
駐車場は4台分確保はしてありますが、万一を考え道沿いの田島歯科さん空地をお借りすることが出来ました。
2日目からは、午前中一人も来店がない日が有りました。
全体的には、大成功とは言えませんでしたが、Tシャツなどのデザインなど新しい着想が生まれたことや。
UーLineストールが少しでも知って頂け、購入者も多く今後が楽しみです。
祇園に、「アトリエ祇園」というカルチャー教室と、ストール専門店がある事が
少しでも知って頂けたことと思います。


縫製の詳しいスタッフの方が手伝って頂けたことに感謝します。このブログで改めてお礼申しあげます。















  


Posted by 彩草工房 at 09:24Comments(0)見聞録

2014年04月07日

『一貫張り』と『一閑張り』の違い。Amazonに出品してみて。

当工房は『一貫張り教室』を開講しています。書や描画が出来なくても「馴染み易く親しく楽しめる一貫張り教室」をモットーとしています。

Amazonに「一貫張り」を商品登録するつもりで、検索してみますと全く縁のない商品が掲載されていました。
念の為「一閑張り」で検索しましたら数点掲載されており、説明は「竹・和紙・柿渋で作られた・・・・・」と書かれています。
「一貫張り」と「一閑張り」が間違って解釈されているように思えいろいろな文献を調べて見ました。

近刊『柿渋染めの和紙あそび』の著者『寺田昌道』先生の初刊『柿渋クラフト』には、「一貫張り」は
「竹製品に和紙を何枚も重ね張りして柿渋を塗った容器で四国の讃岐地方で呼ばれ全国に広まった
とあります。
「広辞苑」では一閑張りは
漆器の一種。紙で貼ったものを漆塗りした細工物.江戸の初期、「飛来一閑」の創始という。』
とあります。


Googleで検索しますと次のような内容もあります・
一閑張りの名前の由来には諸説あるようですが、一般的には一閑張りは農閑期の閑な時期に作られることが多かった為にこの名が付いたと言われています。

一閑張りは柿渋のパワーで非常に強くなるので、重い物を入れても大丈夫な為一貫目の重さにも耐えられるということから、一貫張りと呼ばれる地方もあります。

創作に初心を貫く事を大切にとの意で、一貫張りと言われる。


Googleで『飛来一閑』」を検索して見ました。
飛来 一閑(ひき いっかん)は千家十職の一つ、一閑張細工師の当主が代々襲名している名称。漆工芸の一種一閑張りの日本における創始者であり、また歴代千家に一閑張による棗や香合などの道具を納めてきた細工師の家系である。



次に『讃岐地方の一貫張り』で検索して見ました。出ました、でました・
香川県の伝統的工芸品の紹介の香川県の香川漆器で
香川漆器江戸時代、高松藩主が茶道・書道に付随して漆器を奨励したのが讃岐の漆器作りの始まりです。その後、香川漆器の始祖といわれる玉楮象谷が中国の漆技術を取り入れた幾多の技法を開発し、今日の基礎を築きました。


一貫張りが讃岐地方が発祥の地であるようです。讃岐地方と漆が結び付ける資料があるはずと思い、上記の香川漆器が有名である事を知りました。

私は推理してみました。
辞書では六法全書に匹敵する広辞苑では「一閑張り」は漆器の一種とあります。紙に漆塗った細工物とあります。
飛来一閑は『漆工芸の一種、一閑張り」といっています。
要するに『一閑張り」は漆工芸です。

「一貫張り」が讃岐地方の発祥であるのは藩主の命で『幾多の技術開発」の奨励で『漆の代わりに柿渋が用いられた』のではないかと推理します。

Googleで「一貫張り」で最初に検索したころは総て「一閑張り」で字化けして説明されていました。
にも拘らず、柿渋クラフトの第一人者の「寺田昌道」先生の出版書は「一貫張り」で名乗って居られます。お蔭で今では一貫張りは柿渋工芸と認知されていると思います。


このブログに寺田先生のお名前を掲載するのに承諾を得たくお電話をしましたら、前述の>『柿渋染めの和紙あそび』の共著の奥様がでられました。ブログ掲載の趣旨をお話し許可をお願いしましたところ。先生も「広辞苑」で漆工芸と柿渋工芸を区分され『一貫張りの工芸のアート性』を高めるべくご活躍されて居られるようです。


今はGoogleで「一貫張り」を検索しますと

私の教室も上位に掲載されるようになりました。


Amazonにも3点出品しました。
その最新作です。



今では、Amazonで「一貫張り」を検索しますと私の3作が掲載されます。吟味のうえご購入頂ければ幸いです。
簡単な物でも結構時間が掛かります。生徒さんが挫折しない様に『初志貫徹』を肝に銘じ、楽しんで頂けるように指導方法も工夫し苦慮しています。
案外諸説の中に有りました、初心を貫くが、「一貫張り」の名称の由来かも知れません。


草木染め 彩草工房のTwitter




  


Posted by 彩草工房 at 06:21Comments(0)見聞録

2014年03月27日

天然クラフトが出来ずに困っています。(再投稿)

3月6日に本タイトル名のブログに、日照権に対する同情のコメントを頂きました。
コメントに対する返事を書こうと思ってブログはコメントがゼロになっています。ゼロの筈はないと思いつつ返事を出さないと気になっていました。
昨日になって気づきましたが、該当するブログが削除されて無くなっているんです。どうも私のうっかりミスで削除していた様です。


私にとりまして、今回の『日照権』にまつわる出来事は、人生の中で滅多に体験出来ない社会勉強を教わり記録に留めて置くべき事と思い、面倒でも再投稿することにしました。


採用した時の画像は残っていると思い、画像一覧から再度掲載します。


1月上旬の頃の写真で、時間は12時頃です。すっかり家屋全体が影になります。当然庭もです。


今年の1月初め頃、前の空き地の70坪土地の端から端まで忽然と2棟の2階建の建売住宅が建ちました。
工事中は布に覆われてどのような建て物が出来るのか判りませんでしたが、布が取れて見ますと見上げるような白い建物が2棟現れました。


布で覆われている頃から、日照権で提訴すべきではないかと、『建築基準法』の認可をした当局に問い合わせて見ると用途地域に数値的に達しているのでOKとの事です。
日照権の侵害は主な2項目だけでも簡略して書きますと、
⓵ 柿渋染めは日光lが当たらないと柿渋本来の色味が発色しません。販売の現象に繋がります。
⓶ 他の手染めの染色も乾燥lが遅く、工程が長くなりコスト高にもなります。


上記の2項目だけでも、建築基準法では数値さえあえば、周りの住民の苦境は関係なく、弁護士さんの領域の問題との事でした。


個人、県や国の支援する無料相談の弁護士さんから次から次と紹介されまして4人の弁護士さんに相談することが出来ました。、次から次と予約日を指定され、4人目の弁護士さんにお会いできた頃は建物は完了してしまいました。
助言はして下さいますが、共通することは訴訟の代理人になって頂く事は即座に断られます。



やはり、有料の弁護士さんで無いといけないと思い、弁護士さん方のホームページを見まして探している内に、ネットで次の文面を見ました時は遂に精根も尽き果て諦めました。

『日照権は現在では,判例上確立した権利です。 しかし,建物ができてしまってからでは手遅れです。』

【コメントを下さった方へのご質問に対してのご返事は上記の文章です。】

数日前の晴れた日の写真です。同じ12時の撮影です。今は日も高くなり家の中にも少しは日が入りますが、間もなく室内も暗くなります。

日陰の中で柿渋の布がどの程度発色するか試作中の写真です。

せめて、4時後まで日が当たる場所を探して見ますと、屋根です。

目下、『一貫張りの教室』『染色教室』の充実化に多忙を極めています。
秋には新富で展示会を行います。その為の作品創りの日当たりの良い場所を作ることにしています。
カーポートの上に屋根と同じ高さの作業場を作る積りでいます。


今回の日照権の成り行きは、社会の仕組みの一面を見た思いで、人生の中の一つの出来事としていい「勉強をさせて頂きました。

今では、作業場に階段を上がる自分の姿がイメージされ楽しみです。

草木染め 彩草工房のTwitter






















  


Posted by 彩草工房 at 01:29Comments(2)見聞録随想

2014年03月21日

『千代紙であそぶ一貫張り』生徒募集中と『生徒作品紹介』

昨日は『新富一貫張り教室』のことを書きましたが、ブログのアクセスが急増。一貫張りに関心が高まりつつあるように思えます。

宮崎の教室は昼夜とも定員割れを来しております。
         『千代紙で楽しむ一貫張り』
              生徒募集中

   毎月第1・第3火曜日  夕方7時~9時まで
   毎月第2・第3水曜日  午後2時~4時まで
   補充定員 それぞれ2名まで

受講料 2時間で1,500円。材料費は別途。
場所は『アトリエ祇園』です。

3年前に一貫張り教室を始めましたが、受講された方も多く、やめて行かれた方も多くいらっしゃいます。止めて行かれますと寂しい思いに駆られます。、自分の事を考えますと、私もいくつかのカルチャーを挫折した覚えもあり、向き不向きがあり致し方ない事と思います。
常に講習の方法を反省し、一つのグループが5名位が目も行き届く事もも判り、充実した講習が出来るようになりました。

作品も当初の頃から比べますと、千代紙の種類も多種ある事もわかり、3種位の質感の異なる千代紙で表現するなど、新しい技法も生まれ、目標としてます『美・品格・斬新さ』の要素も深まりつつあるように思えます。
生地となります柿渋の色味の深さにも、今されながら魅了されています。目下、生地の色味の多様化を求めて試作しています。


半年から2年位教わってます生徒さんの作品を紹介します。












作品の良し悪しの要素の中で、デザインもさることながら、紙の貼り方で出来栄えが左右されます。
その事に気づき始めますと面白みが判り、一貫張りの魅了の虜になります。

このブログを読んで頂いている皆さま、一度『千代紙であそぶ一貫張り』に挑戦してみませんか。
関心をお持ちの方、是非、お気軽にお問合せ下さい。

☎0985-75-7814.携帯090-1878-4361です。













  


Posted by 彩草工房 at 09:50Comments(0)見聞録
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