2016年12月11日

一貫張りの生徒さん「さんさん展示会」に入選

一週間ほど前に「西都婦人の家」育成講座『一貫張り』を学んでいます「安芸登美子さん」から「さんさん展示会」とかで「努力賞」に入選したと弾んだ声で電話がありました。私もうれしくなります。

8日、どのような趣旨の展示会なのか見学しました。
会場は県立美術館の2階全室を各分野の作品別に埋め付かされています。

(サイトより引用)


日本画・洋画・彫刻・工芸・写真・書・手芸とアートに関するすべてが会場一杯にディスプレイされています。
一歩会場に立ちますと、高齢者の方々の意力が溢れています。途端に私も改めて制作意欲にかられた思いでした。


県内各地域からの出品ですので、私の指導以外の一貫張りも見れるかもと期待しましたがありませんでした。 

安芸さんの作品を見つけました。

艶出しを助言した覚えのある作品です。艶出しは最後の工程ですので、数あるツヤだし技法の中から選ぶのに工夫します。充分努力の跡が見れ素晴らしいと思います。  。
生徒さんの作品を、このような会場でみますと、教えている事の仕事に誇りを感じ制作の意欲が湧いてきます。


会場を歩いていますと、下の切り絵の作品に見とれました。切り絵です。
私は、『故竹内光春先生』に3年ほど切り絵を教わりました。


制作のイメージが明確にして、ひと切りひと切りカットに我を忘れて作品が出来上がっていく心境に巡り会えた時が最高の幸せと喜びです。
この作品を作った方も同じ心境だったと思います。

出品者の方に90歳以上の方も多いのに驚きと、終末期が時々よぎる私にも、まだまだ時間があるようで意欲と勇気を頂いた作品展でした。

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2016年11月19日

第6回 一貫張り教室展示会

11月3日から11月6日まで、東神宮店『 菓匠 蒸氣屋』さんで展示会を行いました。

途中、11月15日放送の『UMK』さんのテレビ取材の依頼があり、有り難くその準備や他の雑用に追われ投稿も本日になってしまいました。

今回の展示会のポスターです。



当工房の教室は宮崎市内『祇園のアトリエ教室』『西都の働く婦人の家』の一室ををお借りして教えています。

前回のブログでは西都の秋まつりで『働く婦人の会』で紹介しましましたので、今回は宮崎の生徒さんの作品を掲載します


会場の両端から会場全体をご覧下さい。


どうです。今までにない整然としたオブジェの展示です。


会場入り口の正面です。


個々の作品の説明や感想を述べるべきですが、省略させていただきます。


只、全体的に『一貫DECOの技法が多く、作品自体に明るさがあります。柄の色味と地の色味のトーンが調和がカギですが成功している様に思えます。表現の制作上この技法の方法が理解しやり易いかも知れません。



















この作品は布で出来上がり完成度も高く布の作品としては素晴らしいと思っています。



教室を始めたころより教わり、今年初め頃卒業された方も出品して下さいました。





今回の展示会では、私の『草木染めストール』と生徒さんの『竹細工』・『飾り下がり物』や『アクセサリー』も展示販売しました。
『竹細工』はプロです。


『草木染めストール』の在庫が多く、年齢的体力の衰えで処分することにしました。
標準価格の半額以下で販売しました。
白地の新たに染める物も評判のネット販売『メルカリ』でパソコンやスマホで格安で近日販売予定です。
関心のある方はご覧ください。又は『090-1878-4361』へ電話下さい。









『UMK』テレビ放送取材のことも、近日中に投稿します。



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2016年10月21日

西都市 秋まつり 【一貫張り ・一貫DECO】展示

西都市働く婦人の家の恒例の秋まつりです。
10月14日から16日迄行われました。




【一貫張り・一貫DECO】の展示風景です。この裏にも同様の趣きで展示してあり昨年の2倍の広さになりました。


各作品を紹介する前に新しい言葉に意味を説明させて頂きます。
2年ほど前に【デコパージュ】の存在を知り、講師の資格をうけるべく通信教育の勉強を始めましたが、その内多く方がされて一般化していることを知りました。

「DECO]とは貼り付けると言う意味で、デコパージュの技法をアレンジして一部技法を一貫張りに適用できることを思いつきました。
いわゆる、【一貫張りとデコパージュのコラボレーション】です。


この技法の商標登録を取得しました。今は漠然としていますが、いずれは固有名詞として活用する日があると確信していますl。


説明も会場に掲載しました



西都の生徒さんの『一貫張り』の作品を一点ずつ掲載していきます。見て下さい。







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この後は『一貫DECOに属する作品と考えています。柿渋の地の上にはっきりと模様が乗り、その模様にうっすらと柿渋を刷り深みの地と調和しています。その後に一貫張り特有の艶出しを全体に施しています。






右側の布に野菜の柄を施し、写真では判りませんが、ふくらみを持たせ立体感のある柄です。





この作品は、デコパージュのラメグリッターを振りかけたようなキラキラした染料を用いています。



話は変わりますが、・・・・・


11月3日より6日まで、このブログで紹介しました作品と、宮崎市の生徒さんの作品の合同展示会を行います。
場所は『菓匠 蒸氣屋 東神宮店』2Fギャラリー


ポスターです。



販売は縮小しょうと考えています。ストールなども半額以下で販売するつもりです。今回の展示会ですべてが無くなるとは思いませんが、ここ
数年の展示会の度に在庫縮小を考えています。


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2015年11月17日

ふれあい工芸展(一貫張り・草木染め・木工)

前回のブログでお知らせしました展示会も一昨日で終わりました。展示期間中に投稿すべきと思いつつも一つバッグ制作に囚われ出来ませんでした。

タイトルは「ふれあい工芸展」としました。いつもは他の工芸家の方と触れ合う意味ですが、今回は「一貫張りの作品展」が主で、私の市内にあります「アトリエ祇園」の生徒さんと、西都市の「働く婦人の家」の合同展示会です。講習会が3回目の「本郷公民館」の生徒さんも見学に来られると思っています。同じ趣味を持ち、日頃は滅多にお会いすること無い方々,作品が集い触れ合う機会の展示会と思っています。

会場の全景です。一貫張りで埋め尽かされています。奥の壁にストールが見えます。右の壁には木工品が飾られています。

一貫張りも珍しい形態や、演出、千代紙のデザインの特徴ある物だけを選択ししました。ご覧下さい。

















ストールは小品展なれど、絞りのデザイン、多種の草木の併用、媒染の工夫など、今までにあまりなかった特徴ある作品を制作しました。
手間はかなり掛かりますが、今後はこの方向で進みたいと考えています。


販売も通販に力を注ぎたいと考えています。どうしても一貫張りの講座の準備に時間が取られAmazonへの出品が出来ませんでしたが、工面し強化したいと考えています。


ここに見て下さい。















別件ですが、ある経緯から『U-lineストール』の広告を10月28日付けの「日刊スポーツ」新聞に広告を掲載しましたら、広告業界からの電話が殺到し、全国紙3誌と契約をすることになりました。この事につきましては、数日中に詳細ブログ投稿します。

日刊スポーツ新聞(10月28日)


週刊誌『週刊新潮』127ページに掲載。本日発売中


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2015年09月18日

西都 「夢たまご」で展示会

前回のブログで先述しましたように、9月15日から20日まで西都市の『夢たまご』で展示会を行っています。
「レザークラフト」と「カントリー木工」との共催です。


「西都市 働く婦人の家」の育成講座」の生徒さんの作品も初めて出品されました。
搬入時の展示陳列は自発的なディスプレイでうれしく思いました。


展示内容をご覧ください。
「夢たまご」全景です。



看板もおしゃれです。
「働く婦人の家」のスタッフの方が作られるようです。


入口に「百福万来の神馬」の左馬の壁掛けを飾りました。すし巻きで作った一貫張りです。


展示場全景です。入口側から見ますと、木工・一貫張り・草木染めストールが見えます。


反対側から見ますと、レザー・クラフトです。



白い柱の周りの一貫張りは「働く婦人の家」の生徒さんの作品です。
入門講座を終え、7月から育成講座で夢中な方々の創意工夫の力作揃いです。
いつも私の一貫張りの展示会は生徒さんの作品も希望者は販売もします。
今回は、10月17日から西都市の婦人の家では「秋祭り」が行われ各講座の発表会が行われます。育成講座も出品発表します。その為販売は出来ません。










こちらは、私の宮崎市内にあります『アトリエ祇園』のベテランの生徒さんの作品の一部です。
非販売も数点ありますが、ほとんど販売します。
一貫張りは、かなり手間がかかり、材料も多く、価格がどうしても高くなります。一貫張りは創る方が少なく希少的価値もあります。
生徒さん達は目下勉学の身、かなり安くされています。




昨日も、この作品が売れました。格安と言えども、私の作品が売れたようでうれしくてたまりません。
どうです。立派な作品でしょう。?????



ところで私の作品はこれです。

私の感触ですが、一貫張りのバッグが口コミで珍重化されているようで、持ち手なども工夫して付加価値を高めるべく、目下、創意工夫に余念が有りません。楽しみでたまりません。

11月には神宮の蒸気屋さんのギャラリーで展示会を予定しています。この時は「育成講座」の作品も格安で販売する積りです。
この頃は更に力作も出来ていると思いますの楽しみにしていて下さい。


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2015年05月24日

「一貫張り教室」と「草木染めストール」展示会(その二)

前回のブログに引き続き同展示会の「第3回一貫張り教室」の展示状況をご覧ください。
宮崎市の「アトリエ祇園」の生徒さんと、新富文化会館にあります「新富教室」の生徒さんの作品展です。


2階のギャラリーに上がり正面を見ますとこの様に見えます。



『一貫張り』の全景を見ます。




各テーブルを見て見ましょう。A4サイズの中にまとめました。




各作品をご覧ください。














今回で3回目の生徒さんの展示会です。
1回目からのメンバーはかなり変わりました。宮崎市内の祇園に『アトリエ祇園』を開設しして人数は減りましたが、以来メンバーも変わることなく安定し、それだけに生徒さん自身も現在、自分で作品の表現を自ら考えるようになりました。、私も生徒さんに負けない様に、付加価値の高い作品に工夫してきました。


昨年の1月には『新富教室』が開設し、メンバーも変わることなく、今では宮崎の生徒さんとも変わらぬ力量で、中には独自の個性豊かな生徒さんも居られ、技法は教えますがデザインはなるべく口を出さない様にしています。

作品もかなり在庫のなった方もいますので、今回は「展示販売」を原則の出品にしました。非販売の作品もその旨明記して展示だけにしました。展示が主旨で、販売はゲーム位に考えてもらうことにしました。。。

価格は私に任せてもらうことにしました。出来映えから玄人価格??の50%から70%引きにしました。生徒さんに示しますと「高すぎて売れない」の声が多かったです。


展示会が終りますと、売れた件数は14件、1万円以上売れた方が二人いました。

自分が作った物を売った体験をされた方は、感激していました。販売をかねた生徒作品展をして良かったと思っています。

色々な技法を覚え、それなりに上手になった方には、知人・友人にも教えて、広く一貫張りを知ってもらうように推奨しています。
生徒のお一人は自分が教えている方を紹介して頂きましたが、その方は、一貫張りで、ある工芸部門で最優秀賞を頂いたそうです。
その様なお話を伺うと冥利に尽きます。


時々ですが、一貫張りのハンドバックが話題になっているそうです。
これからも、一貫張りを趣味にされる方が多くなることを祈っています。自分のハンドバック・室内のインテリア・小物の贈答品と目的は多彩です。関心のある方は、携帯090-1878-4361草木染め 彩草工房に電話下さい。



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2015年05月20日

「一貫張り教室」と「草木染めストール」展示会

5月12日から昨日17日まで、神宮東の蒸気屋さんの喫茶ギャラリーで「一貫張り教室」の生徒さんの作品と、私の春夏向けの「草木染めストール作品」の展示会を行いました。

早めに投稿する積りでしたが、夏にふさわしい色合いが無く、展示会も帰宅して染めて追加展示してすっかり疲労困ぱい、昨日は鍼灸治療で疲労快復、本日の投稿になってしまいました。

前回までは一貫張りの投稿が多いのでストールを先に観て頂きたいと思います。

全作品の9割は一貫張りで、ストールは片隅の壁に飾りました。インド藍の彩りも加えて見ました。インド藍も要領がすっかり慣れ堅牢度に自信があります。


余談ですが藍の染め直しも格安で行います。

詳しく見て見ましょう。

インドシルクに苅安・インド藍の黄色と緑のストールです。


左はペルー産の「本緑壇」と称する高額な草木です。現物はもう少し緑っぽいです。右は鮮やかな黄色、紬風なシルクの所為でしょうか。
簡単なさまざまな絞りインド藍です。



インド藍の3種類でインドシルクに、綿ローン、二重ガーゼ地です。


左側は麻にインド藍染め。真ん中はペルー産の「本緑壇」染めです。右は総刺繍の椨(タブ)で染めて見ました。


真ん中はラックダイで薄め、右は丁子の銅媒染です。


一貫張りがメインの展示会ですので、場所的にも片隅にストールを写真の様にディスプレイしましたが、作るのも苦労しましたが販売も例年に比べるとさっぱりです。「一貫張り」の価値向上の自らの勉強と講習会の充実化に多忙を極め販売の対応がおろそかになった結果と反省認識しています。

しかし、不景気感は払拭出来ません。
遂、川柳めいた言葉が閃きます。「地方創生 今か今かと アベノミクス」


他力は頼りになりませんので目下、販売面はある戦略を考慮中です。実行出来る可能性が出てきましたら投稿します。

明日にでも「一貫張り」の展示結果を投稿します。


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2015年02月22日

綾・雛山まつりに、一貫張りを出品

昨日より、綾の町内の歴史と伝統のある「雛山まつり」が3月3日迄開かれています。
由来を検索して見ました。要点のみ書きとめました。
江戸時代にはじまり、女性は山の神とされていました。山の神の住まいにふさわしいお祝いをして上げねばとの思いから『ひな山』が作られました。
女の子が生まれると、親戚や隣近所の方々が粘土や木の人形が作られ、山や川などから拾い集め、奇岩・巨木・輝石を飾り付け、花などを持ち寄って奥座敷に山の神が住む風景を再現したのが『ひな山』の始まりと伝えられています。
『ひな山』には、女なの子の健やかに成長と末永い幸せにとの願いが込められています。


今でこそ『綾』と言いますと「工芸の町」として全国に知られ繁栄していますが、40年前に宮崎に定住したころは、山奥と言ったイメージで、道も往復1車線の所もあったように思えます。
江戸時代の『綾』だと秘境ではなかったと推測します。このような豊かでなかった奥地に『ひな山』の催事が引き継がれ、今も綾町の一大イベントにとなり、県外からも見学に来られると聞いています。


ある縁で、伝承ある『雛山まつり』に、私の工房のカルチャー教室『一貫張り教室』の作品を展示販売することになりました。
綾の町を車で走っていますと、「ふれあい会館」の真向かいに『おの屋』さんと言う雑貨屋さんでしょうか、屋外に竹かご販売を見かけ、値段も手ごろで作品の素材として購入継続してます。その縁あって展示販売することになりました。







屋外を見ますと・・・・・・
展示販売と言っても台の上に無作為に置いたと言った感じです。




では、雑然と置かれた一点一点を鑑賞して下さい。




如何でしょう???。一作一作を見ますと、それなりの風合いが感じられませんか。販売に値する作品を展示致しました。

一貫張りは高いと良く耳にしますが、作った者で無いとその価値は判りません。手間暇が掛かり出来映えと、且つ感性あるデザインで無ければなりません。バッグ一つを作る時間を日当に換算しますと数万円になってしまいます。
今回の路上の台に置かれた作品の価格も高いと思われる方が多くおられると思いますが、通常価格の半額と考えています。



昨今、一貫張りのバッグが人目を引いていると聞きます。
西都市の「働く婦人の家」で4月より「一貫張りの教室」を企画し、目下、生徒募集中です。
ご自分のオリジナルなバッグを作りたい方は応募して下さい。但し一日では出来ません。数日、又は数か月掛かる方もいますが、何よりも作ることが楽しく、諦めず頑張れば大きな宝物を得た事になると思います。

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2014年11月04日

秋冬のストールと一貫張り展示会

只今。新富に有ります『ギャラリー新富』で展示会を行っています。昨日は月曜日で定休日でした。折り返し本日から19日の日曜日迄です。
内容は宮日の「あすのMIYAZAKI」にも紹介しましましたがタイトルは仲間の『秋のふれあい工芸展』にしました。


内容は⓵私の草木染 ②皮革クラフト ③トールペイント  ④一貫張り教室展(新富教室の生徒さんの作品展です。)四つのジャンルです。


会場をご覧ください。ギャラリー新富の入り口をご覧ください。先週はハロウィンまつりだったそうです。


入り口にトールペイントが飾られています。一貫張りの生徒さんの縁で、埼玉県の方です。
薔薇の花がお好きで下書きなしで描かれるとの事で、筆使い・色使いはさすがです。



瀬尾さんのレザークラフト。いつもながらデザインの個性の豊かさには敬服します。


入り口の左側に、我が一貫張り、新富教室の皆さんの作品が展示してあります。


真正面から見ますとこのようになります。前回の菓匠 蒸気屋さんの展示会の縮小版です。


驚くなかれ安価のせいか、贈答品として三点売れました。
二回の展示会で、用途目的を考えれば商売のなりそうです。私にとっては大きな収穫です。


生徒さんの募集もしています。定員オーバーの場合は別途期日の教室を設けたいと思います。


私の作品のメインの展示は『草木染め』です。
ストール専用のハンガーを知り、今回からの展示に用いて見ますと、壁に整然と並び、一つ一つのストールも自然の草木の如く生きて見えます。ディスプレイの変化でで商品の価値観が判り易くうれしくなりました。



こちらは、実用新案登録認可のUラインストールです。
ボツボツですが、今回は3枚売れました。知名度拡販の戦略を変えました。価格を落とし買い易くして、一人でも多くこのストールの良さを解って頂く事が先決と考えを変えました。


そして、巻き方の変化を知ってもらうために購入の方に参考写真を添付することにしました。


このストールは巻き方の工夫が自在でトップスとコーディネイトしやすい事です。その一例が下の写真です。
ギャラリーのスタッフの方が数分でされました。トップスは衿なしのTシャツに近いデザインです。


左が正面で、右は背中からみた写真です。

何時かは、マスコミに取り上げられ、話題性のあるストールと確信しています。

ギャラリーの街道から見ますと、ウインドウにはUラインストールと一貫張りが見えますが、カメラでは反射して良く見えません。
しかし、私の夢は都会のウインドウで、この情景を見ることです。



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2014年10月20日

売れる「一貫張り教室」の作品展

18日のブログで書きましたように生徒作品展を行っています。途中、各作品ごとに見て頂こうと思っていましたがとうとう最終日になってしまいました。
新聞の広告の所為か来客も多く鑑賞して頂き説明に多忙な日もありました。

今年の展示会では思わぬ現象がありつつ有ります。ハンドバックに関心が高まり、昨日は2個も売れました。
生徒さんの作品ですが、買って頂けるほどに評価して頂いた事は我が事のように嬉しく、私の作品が売れたも同然と思ってます。


更に、特注でオーダーを頂きました。竹・千代紙のデザインも打ち合わせ済みです。

そして、蒸気屋さんのマネジャーさんも「作品もレベルアップ」したように見えるとおっしゃって下さいます。

一年前からの変化と言いますと、柿渋の色味の出し方、デザインの表現の手法を探求したことと、何よりも土台となる和紙の貼り方が如何に大事な工程であるかを理解し努力したこと。竹かごの形状に応じたデザインもほとんど私は口を挟まず、個人の個性を重視した事だと思います。

では、作品をご覧ください。






































布を使った作品も3点程あります。
布については生徒さんのアイディアもあり、布クラフトとのコラボも考えられ課題が生まれイメージしただけでも先が楽しみです。

花器にも関心が高く、1点売れました。

竹籠にやたらと美しく見せることに楽しさを感じていましたが、今後は用途を考えお客様の視点に立った創作も大事と思え、方向性が明確になりつつあることに今回の展示会の大収穫でした。

今後は街の中で、たまに一貫張りのハンドバックをファッションとして見かけることもあると思います。


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2014年10月17日

「一貫張り教室」展示会

今朝の「宮日新聞」の『きゅんと』の[クリップ*クラップ」欄に昨日から始まりました「一貫張り教室の展示会」の記事が出ています。拍手

場所は、すっかりお馴染みの神宮東の「菓匠 蒸氣屋 2Fギャラリー」です。

作品は、一ケ月前に西都市の「夢たまご」での作品ですが、未紹介作品や新作が多々あります。

昨年に続き、第2回の「生徒さんの作品展」です。

取り敢えず、会場のディスプレイをご覧ください。

ギャラリーの入り口から見ますと・・・・・・


会場の左端から見ますと・・・・・・


反対側から見ますと・・・・・・


「夢たまご」さんの展示会の2倍の規模の展示会になりました。
「きゅんと」の記事を見まして、突然のブログ投稿です。

個々の作品の紹介は明日でも、投稿説明致します。


生徒さん募集も致しております。是非、ご覧いただければ有難いです。



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2014年09月15日

「ギャラリー夢たまご」で展示会を終えて

一貫張りの生徒さんの増員企画をしています。一貫張りを知っている人はいますが、知らない人の多いことにも驚きます。

ある時、グルメの話をしており、器の話に及び、「一貫張り」の言葉を使った時に、『どんな料理でどのように作りますか』の質問には「嗚呼、已んぬる哉」(ああ、やんぬるかな)の思い。

又、大手の手作り品売り場で「一貫張りに使いたい〇〇は」と質問に「一貫張りは何ですかと」逆に質問されることは再三再四。

「一貫張り」の認知度はこの程度ですが、私や生徒さんにとっては創ることに努力し趣味として喜びを感じています。


昨日まで、西都市にあります『ギャラー夢たまご』で、布花を作らる方と展示会の機会に恵まれました。内容はポスターの通りです・



展示会の様子です。
布花の全体光景です。この先生の花は淡く優しい感じがします。



その向かい側の私のコーナーです。


外側から見ますと高級感あふれれるショップに見えます。



しかし、今回の展示会は「一貫張りの生徒さん募集」が目的です。



チラシを置く事より生徒さんの作品展示会も同時にしました。「百聞は一見に如かず」です。宮崎市の生徒さんと新富の生徒さんの作品を並べる事にしました。西都だと新富に近いので生徒さんが応募して下さることを期待しました。

各生徒さん毎に作品をまとめて写真を撮りました。お名前は省略します。
全部、私の指導しました作品です。素晴らしいんです。



















最後は私の作品です。

奥の四つの作品ですが、左から糊型染め、大きな丸かごは酒と中心に書き、周りは黒田節の歌詞が書いて墨で書いて見ました。その次は渋い千代紙の紙の花瓶です。華やかな千代紙にすればと反省しています。右端はワインを飲み干したガラス瓶に千代紙だけ紙専用の糊で貼り艶出しを強めに塗付しますと、疑似ガラス感の瓶に変化しました。糊さえ工夫すれば材料は竹に拘ることもないようです。


手前のカゴは、千代紙で無く着物を解き布を和紙の上から貼り柿渋を塗付した一貫張りです。いわゆる竹と『布の一貫張り』です。


布の一貫張りの存在は知っていましたが、小物を試作しましたが人に見せる程で無く、生徒さんに中に布クラフトに精通している方居られ布用の糊の存在を知り使ってみますと思っていたような感覚の表現が出来、艶出しも工夫しますと満足した作品が出来上がりました。革製品の様と大好評です。
早速、他の作品に取り掛かりたい衝動に駆られます。しかし受注しています手提げ籠の完成を急がねばなりません。


さて、本題の展示会の目的の「生徒さん募集」の応募は残念ながらありませんでした。
お客さんの中には独学で一貫張りを作って居られ、色々質問される方もいらっしゃいました。
一貫張りを知っている方も居られ『一味違う作品と、今までの一貫張りの概念が変わった』と賛辞の言葉を頂き評価に自信を持てました。

西都で展示会をしますと、私の工房の『ロゴ』を書いて下さった水墨画の先生がいらっしゃいます。今回もストールやトップスの販売に協力して頂き有難かったです。搬出も手伝って頂き恐縮の至りです。「夢たまご」のスタッフの方や、布花の先生ご夫婦にもお世話になり有難うございました。


この長が~いブログを読み一貫張りをしてみたい方、是非連絡下さい。090-1878-4361です。

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2014年06月21日

「真夏のおしゃれなストール展」の準備

5月の展示会では企画の「KI.BA.CO]さんの援助もあり、学ぶべき点も多くありましたが、私の運営上反省すべき点もあります。前回のブログで書きましたように、7月に展示会を予定し改善すべ事を努力し準備しています。

真夏にストールなど暑苦しいと考えていましたが、今で街を歩いていますと、カラフルなストールをボリュウム豊かに巻いている方や、細めの長いストールを衿の間に入れて垂れ下げファッションを楽しんでいる方を多く見かけるようになりました。夏でもストールはファッションの小物として欠かせない存在となっている傾向に思えます。私に採りましては商売柄、誠に有難い傾向で持続することを念じています。

 
前回の一貫張りの生徒さんが購入して下さいました短めのストールの巻き方が上手で、逆に教えて頂きました。織り柄は抜群ですが短すぎて扱いに困っていましたが、今後は心置きなくお勧め出来そうです。
今一つは、他の一貫張りの生徒さんが3色縦ストライブのストールをコーディネイトしています。過日、街で多色の横縞のストールを見て「ハッと」し、縦も横も斜めも曲線・幾何模様とデザインは無限ですが、頭の中はなかなか進歩しません。

最近、考えることは、ストールにしても、一貫張りにしても、「美・品格・斬新さ」の理念は変わらず、表現を変えたいと考え思案し模索しています。今のままの継続から脱却し少しでも変化していきたいと考えています。

夏にふさわしい色は、やはり『藍』だと考えています。
私の場合は過去のブログで書きましたが、本藍ではなく「インド藍」です。現役の頃は本藍に携わり「インド藍」などはインスタントコーヒーと見下げていましたが、実際に携わると下の作品の様に左程見劣りはしません。むしろ堅牢度は強いのではないかと体験上思っています。
液の作り方も簡単。バケツ一つあればTシャツの3枚ぐらいは濃紺で染めることが出来ます。
絞りの柄の作り方も近刊があり、意外と判り易い絞りで工夫して自分なりの絞り方も出来そうです。参考に作って見ました。



U-Lineストールです。涼感を表したく薄めにしました。


上の二つの作品のコーディネイトです。


故意に綿の広幅のストールを数枚、藍で染めて見ました。この上から他の染料を上染してみようと思っています。今までにない模様のストールが出来る様に思え、前述の変化の一つの作品が出来るのではないかと思っています。数種類出来ましたら投稿します。


展示会日時と場所

7月17日(木)~7月21日(月)
 午前10時~午後5時








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2014年05月29日

アトリエ祇園で展示販売

当工房の市内の出先の『アトリエ祇園』では、通常「一貫張り教室」「草木染教室」を行っています。

販売は日時の予約でしたが、未だかって予約の日はありません。
試みに、1週間展示販売をすることにしました。5月19日~5月25日まででした。

1DKのアパートの一室をギャラリー風に作り上げる事と、作品のディスプレイを設立したばかりの企画会社『KI.BA.CO』さんに依頼しました。
「KI.BA.CO]の設立者は女性で、私の女性向けの商品に対して、どのような宣伝集客し、店内のディスプレイして看板に掲げた「ストールショップ」のイメージが整えられるか、プロの取り組みが期待をします。

先ず写真をご覧ください。
通りの面にはアトリエの紹介しました立派な看板が有ります。


新聞にも、2回広告を掲載し、企画『KI..BA..CO』さんも160軒もの近隣の一軒家にチラシも配布集客に努力。この看板を見て頂ければ、多少なりとも集客間違いなしと考えた事が間違いでした。全く来店がないわけではありませんが、予想に反しての少なささです。



三日目に慌てて目的のはっきりした看板を自作。以前でしたら『虹彩堂』さんに依頼する処ですが間に合いません。


玄関のドアを開けると、右側は白い布で覆ています。キッチン部分を隠しています。




ストールも従来は只掛けるだけでしたが、巻いた形で掛けられています。











柿渋で染めたランチョンマットと生地だけのティーマットの一組です。


私の作りました花活けの一貫張りです。


アトリエ祇園や新富一貫張り教室の皆さんにも購入して頂き、お礼を申しあげます。

集客が少なかったのは、蒸氣屋さんでの展示会に来客下さった方々にはご案内しなかった所為もあると思います。
今回の作品は新作は僅かで在庫品が多く、同じ作品を見て頂くのが失礼のような気がしました。


新たに『アトリエ祇園』のお客様を開拓することも目的の一つでした。
7月には改めて「真夏のストール展」として展示会を考えています。季節の変わり目毎に展示会を行い、くどいようですが【ストール専門店】として認知度を高めて行きたいと考えています。


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Posted by 彩草工房 at 18:01Comments(0)展示会

2013年11月23日

綾で展示会開催中

目下、綾は恒例の『綾工芸まつり』で賑わっています。私も同時期に綾で展示会を行っています。
場所は川野紘三先生のギャラリーです。



展示内容です。


目的は売上向上もさることながら、『一貫張り教室の存在と生徒募集』『Uラインストールの認知販売の拡充』です。
それと、前回ブログで書きましたように、『教室の充実化』のため、『トップス関連作品の破格在庫処分』で50%以下です。


今回の展示会は、宣伝広告の手配も出来ず、お得意様へのハガキも出しておりません。半月前の宮崎市内の展示会でお世話になりましたので遠慮させて頂きました。

せめて、このブログでご来場頂ければ幸いです。

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2013年10月27日

11月7日より『ふれあい工芸3人展』開催

本来なら前回のブログに引き続き、『千代紙一貫張り展』の各作品を見て頂くつもりでしたが、各作品の写真をブログ用にサイズを変更する手間と体調不調と多事に追われ行う時間がないため、本日の投稿は、タイトルのポスターを掲示することで、一貫張りの作品は随時投稿させて頂きます。



『レザークラフト』は、今回はいつもよりデザイン性を更に工夫を凝らした小物が多いと聞いています。
『唐木砥草画』は昨年初めて発表しましたが、今年も新作に余念がなく取り組まれておられる様で、私もまだ見てませんので楽しみにしています。

私の草木染めでは2大プレゼンテーションがあります。
一つは、トップス(ブラウス・シャツ)の在庫品の削減で50%以下で処分致します。
理由は、デパートの婦人用ファッションコーナーに飾られるトップスの多彩なデザインと価格も50%OFFの赤札が目につきます。何故か毎日のように送られてきます通販雑誌も同様の掲載の多彩さに圧倒されます。

草木染はどうしても採算上、太刀打ちできずトップスは、在庫処分後は斬新なデザインをディスプレイ用に飾る程度で少なくしていきたいと思います。

今一つは、実用新案登録認可の『Uラインストール』の認知拡販です。
Uラインストールは、セールストークでは無く、今もって私から見ますと、【巻きやすく、巻いた姿もファッション性豊かで高く、自分の工夫で多彩な巻き方が出来ます。】縫製が加わる為価格が少し高めになりますが、一点でも購入し試着して頂ければ、数枚のストールの価値はあると自画自賛しております。是非ご購入頂ければ幸いです。

展示会の日時は11月7日(木)~11月10日(日)
      場所は 『菓匠 蒸氣屋』2F喫茶ギャラリー。


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2013年10月24日

【千代紙一貫張り教室】展示会の様子。(その1)

20日に無事今年の展示会が終りました。
展示会の目的はは次のような事です。

人間は目的がある事の多いほど活性が強まるように思えます。私の生徒さん展示会も目的の一つで、展示会の一月前になりますと教室の創作も力がこもり、互いの作品の批評の会話も多くなり普段と異なり活性化した雰囲気になす。
  
思考力が深まり工夫も努力も度合いが違い、オリジナル性の高い作品が生まれてきます。

生徒さんの募集です。残念ながら「一貫張り」の事を知らない人が思いのほか多いことです。この多さは教室を設けて初めて知りました。知っている方も「竹に紙を貼り柿渋が塗られている」とココまでです。
美的要素があり、表現方法の技巧も多技ある事などは全く知られていないと思います。
故に、募集広告を出しても集まりません。「百聞は一見に如かず」。展示会を開き多くの人に知って頂くしかありません。


投稿が遅れて気になっていますが、2階か3回に分けて展示会の様子を写真からご笑覧下さい。
本日はテーブルごとに大まかに会場のようすをご覧下さい。


同一テーブルで作品の置き方を変えて見ました。






同一テーブルで角度を変えて撮影しました。






このテーブルは特待生のテーブルです。一貫張りに携わることの時期も長くで、一貫張りらいしくなく、私の教室始めた時に公告を見て入講されました。一番最初の生徒さんです。独学である程度は御存じで、理解も早く型染め以外の技法は半年ぐらいで習得され、今では家庭で独自の個性豊かな作品を創って居ます。私から材料などは購入してますので、展示会に出品をお願いし、現役の生徒さんの勉強になります。


次回からは、作品の一点一点見て頂きます。
初めて、一貫張りの工芸を知り、少しでも関心がありましたら、見学だけでも来房して頂ければ幸いです。
場所は、ホームページのサイドバーをクリックして頂けば解ると思います。


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2013年09月23日

【千代紙一貫張り教室展示会】ポスター

先日『茶道裏千家淡交会、宮崎青年部』の40人の一貫張り講習会を行いました。
この催事を企画された方からで、今まではメールでの打ち合わせでしたが、今日はお手紙を頂きました。毛筆でしたためられた礼状です。
前回のブログも好評のようで、このようにメールでなく手書きの封書を頂きますと暖か味を感じられ、毎日パソコン・スマホの生活から、忘れかけた心情に我を取り戻す思いでした。

さて、話は本題に移りますが、当工房の2回目の「一貫張り教室」の生徒さんの展示会を行います。
期日は10月17日(木)~10月20日(日)です。
展示会の約1ッケ月前にポスターを蒸氣屋さんの随所に貼り、チラシも置かせて頂いています。




生徒さんは約10人位で昨年に比べますと数人位少ないです。開講以来の方もいますがメンバーもかなり変わりました。

2年前の始めたころは、布に型染めをする技法を一貫張りに用いましたが、工程の長さと収斂の難しさに初歩段階の2回で止めて行かれます。これではダメと考え急遽試作中の閃いた手法を用いることにしました。

一般的に一貫張りと言いますと達筆な書道の文字が柄模様のデザインのイメージされますが、誰でも書けません。
替りにフリーの花やイラストをコピーして貼りその上に柿渋を塗りますと花やイラストにも深みの色味が加わります。
この段階での作品展が昨年の1回目です。


しかし、無地の和紙に柿渋の色味がよく出るように工程が有り完成までには根気と煩わしさが有ります。中級位で失礼ながら挫折される方が多いです。止めて行かれる方の中にはセンスもよく、持続すればと思う方もいますが挫折でなく他の事情に拠るかも知れません。

今まで使っていました和紙が生産中止になり、同じ厚み他の僅か価格が高めの和紙を使うことになりました。ある生徒さんが直接柿渋を塗った作品を作ってきました。なんら今までの加工を加えた色味に遜色が有りません。
逆に生徒さんに学んだ思いです。「教えることは学ぶこと」のある人の言葉を実感しました。
これで柿渋を和紙に塗る迄の工程が省略されました。


千代紙も調べますと紙質も多く特殊な模様も作られ、地色となる和紙も色々あるようで固定願念に囚われず制作方法も探究したいと思います。「一貫張り」と言いますと地味な印象ですが、華やかな印象に変えたいと思います。
単なる「一貫張り」の呼称を私の教室の作品で少しでも千代紙を用いてますと【千代紙一貫張り】と呼ぶことにしました。
但し、歴史と伝統ある墨汁を使う書や墨画も、大切に引き継ぐことは勿論の事です。


今回の展示会が歴史と伝統の手法の作品の中に、温故知新として昨年より少しでも華やいでいれば私としては成功です。
生徒さんも定着してます。どのような作品を出品するか今から楽しみです。


今まで教えてきました体験から述べますと、レッスンで目の届く範囲は4人、多くても5人が限界です。
一回2時間で、月に4回、宮崎市内の祇園にあります『アトリエ祇園』で教えています。お蔭で今は満席です。


もう1クラス設けたいと思います。生徒募集中です。
毎月第1・第3水曜日です。
午後2時~4時迄。
定員 4人


日時に都合の合わない方は相談に応じます。






















  


Posted by 彩草工房 at 09:01Comments(0)展示会

2013年09月01日

夏物トップス在庫処分し、ストール専門店と教室充実化へ

トップスとは、((衣服の中で上半身に着るアウターウェア。)

先日の宮日新聞のあどパークに下のように2回広告を出しました。



室内の作品をご覧ください。
先ず、売り尽くし対象品で。50%~70%OFFで処分します。


後ろから見ますと・・・・・。

この上質なシルクのポンチョもです。


毎月3種類ぐらいの通販雑誌が送らてきます。中は婦人服が主で、そのファッションやデザインも斬新で色彩豊かで満載。、価格もさほど高いとは思えません。
街のアパレル関連の店頭に並ぶ婦人服、デパートのディスプレイされた婦人服はファッション雑誌から抜き出て展示されて居り商品には赤札が付いて陳列されています。
『草木染め』を強調し、セールストークしても到底太刀打ちできないと思え、トップスはディスプレイに使う位で見切りを付けました。上記写真のトップスは捨値価格で販売します。


『千代紙一貫張り教室』と『キッチンde染色教室』を更に充実化します。その内容もイメージ化されていますので追々発表し、このブログだけでなく、他のWEBサイトを用いるなどその手段も進んでいます。
草木染めも皆さんの台所で出来るのです。是非、本格的な体験してみて下さい。
天然繊維であれば持ち合わせのトップスの色もご自分で他の色に染め直すことも出来るかも知れません。いや。出来る筈です。


ストールは、夏でも日焼け防止を兼ねて半袖のトップスに合わせて違和感なく生地も薄めの細いストールをおしゃれに巻いてる方も多く見かけるようになりました。
ストールも夏とはいえ胸元をおしゃれに装う人も増えてくるように思えます。『ストールの専門店』化してボツボツでも販促の戦略を考えれば、折角、好条件で祇園に『アトリエ祇園』の場所を得ましたので長い目で努力すれば思いも実現すると確信します。
















  


Posted by 彩草工房 at 12:48Comments(0)展示会

2013年05月24日

『ふれあい三人展・唐木砥草画』の部

『ふれあい三人展示会』の途中でもブログで様子を書くべきと考え、今夜こそとパソコンに向かいますが何時の間しか居眠りする始末で進まず、とうとう搬出の日が来てしまいました。金芝さん夫婦にも手伝って頂き100点近い作品をたたみ、ディスプレイ用品を2Fより車に入れるのに疲労困憊です。古希を過ぎ加齢の体力の衰えを今回ほど味わされました。   

搬出の状況は前述の通りで、早めに床に就いたものの、体力の弱みに付け込むかのように何年振りかに風邪までひき、、やっと昨日の朝から熱も下がりはじめブログを書くことにキーボードを叩いています。
展示会が終ってからかなり日にちが経ち何時も読んで下さる方に申し訳ないと思っています。


今回の注目の作品は「金芝英三さん」の『唐木砥草画』と称し、唐木の年輪を組み合わせ水墨画のようにイメージを表しています。
先ず、鑑賞して観ましょう。説明は・・・・・・・・・・






年輪がハッキリしませんので、加工を加えました。実際の色は上部の色味です。

この作品から、赤色の作品前までは『天空の雲』から雨が山に降り、山の森林を育み『連山』や山の岸壁が描かれ『滝』
に見え山の水は『河に』に注ぎ、蒸発して天空に帰り『雲』となる自然の摂理を描いたとの作者の言葉もあり、その様に
年輪の描きから表現された着想に敬意を表します。

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下の唐木は、砥草で磨くこと依って赤味の色が増すことと、年輪が浮かび出てくる事を証しています。






この図は何に見えますか。真ん中の形は女性の裸体に見えると言いました、全体図からアート的ヌードに見えます。



レザークラフトや、私の草木染めの事も書いていましたが、文章のまとめ方の下手な所為か長いブログになり、読者もうんざりするんではないかと思い、本日は『唐木の工芸』についてのみ投稿しました。レザーと草木は明日にも書きたいと思います。










  


Posted by 彩草工房 at 12:45Comments(0)展示会
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