2016年09月28日

一貫張り 生徒さんのブログ作品展

ブログを振り返ってみますと、4月以降、一貫張りの事に関しての投稿をしていません。


その後の、生徒さんの作品をご覧下さい。









下の3作は今月初めごろに出来ました生徒さんの作品です。秀作と考えカメラに残していました。

中でも中央の黒字に黄色の柄がありますが、ある染色店の開発した染色の様で『ファブリエ』と称します。
今後はこの染料のお蔭で簡単に柿渋の色も彩豊かな色味とデザインが表現できそうです。楽しみです。



以上ですが、これが総てではありません。カメラが持ち合わせてなく撮り損ねて名作もかなりあります。

下記の展示会にでもご高覧頂ければ有り難いです。

次のように『秋の展示会』を行います。

  西都市働く婦人の家主催
【秋まつり】
当工房は『生徒さんの一貫張り作品』です
  日・時 10月14日(金)から
     16日(日)まで 10時~17時 16日は15時迄


  当工房(彩草工房)主催
    展示内容 一貫張り生徒作品展
         草木染めストール展
         生徒さんの他の工芸品展示(予定)
    場 所 菓匠 蒸氣屋 東神宮店2fギャラリー
    日・時 11月3日(木)~11月6日(日) 
          10時~17時迄 6日日は15時まで。


展示会近くになりましたら、改めて関連記事を投稿致します。

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2016年04月30日

『一貫張り教室』 作品近況

一貫張りを教え始めましたのは2012年です。2014年からは教室を設けて本格的に初めて毎年春秋2回生徒さんの作品を主に、附随に草木染めストールの展示会を行なってきました。
しかし、『寄る年波には勝てず』の言葉通り、心に身体が附いていけません。5月に展示会を取りやめ秋だけに行うことにしました。
代わりにブログで紹介致します。ほとんど3年間位勉強された方々の作品で、ほとんど生徒さん自身のセンスで創られたもので、ぼつぼつ助言することも無くなって来つつあります。























これはテーブルに置くインテリア作品です。本来なら全体を渋く柿渋で塗りつぶしていましたが、模様の部分はデコパージュの糊を使わず、当工房の常用の糊を用いて光沢を出す工夫を施しました。










下3枚の写真ですが、上は麻とプレポリタンの合成糸で織り込まれた布で作られた諸々の整理用ボックスです。
100円雑貨で購入しました商品です。
全体を柿渋を塗り、その上に意図する柄を貼り光沢を出しています。






最後に初心者の作品ですが、ガラケイで撮った所為か写りがまずく合成した写真です。只、柄付の発想が面白くあえて掲載します。
猫が、魚編の文字に跳び付く様子です。この様にユーモラスな柄を用いる位、頭の中を柔らかくしても良いのではと思っています。
重厚な一貫張りからは、発想もたまには離脱しても良い様に思える昨今です。




これは数年前のブログ専用に掲載しました作品です。
今は、先のブログに書きました様に『一貫DECO』にふさわしい作品制作に模索しています。生徒さんにも「デコパージュ風」な表現を作品対象によりますが表現を試みています。
下の作品に比べれば、今回のブログの一連の作品が明るくなったと思いませんか???????。



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2015年08月14日

西都市『働く婦人の家』の一貫張り作品誕生

前回のブログで紹介しました様に「西都市 働く婦人の家」の育成講座が7月より始まり3回目ですが、無料講座、入門講座を含めますと10回目の講座となります。いよいよ素晴らしい作品が生まれつつあります。

その一部を紹介します。

直径10cmほどの小皿3点ですが、百人一首の様な柄を上手くレイアウトし、背景の黒味との調和が素晴らしいと思います。



長さ20㎝位、高さ8㎝(持ち手を除く)の入れ物で、インテリアとして役立つと思います。何より柿渋の色味も素晴らしく写真では判りませんが濃淡が有り柄もあります。



一貫張りのバッグが最近好評を得てます。最初からバッグを作ることが目的の方は多いです。
西都の生徒さんは10回も講習を受け、基本は出来ています。やはりバッグを作った方がいました。
毛筆の書と鳥獣戯画の和紙との組み合わせでしたが、最初のバッグとしては充分ですが、もっと,持ち手などを工夫しますと付加価値が高まると思います。高める技法を覚えますと、品位も高まった作品が出来るようになると思います。



まだ、顔料や媒染などを覚えなくてはなりません。皆さん、手作りの好きなようですので今後の作品が楽しいです。

秋は展示会が毎月予定されています。9月は、「夢たまご」、10月は「婦人の家秋祭り」、11月は宮崎市の神宮の「蒸氣屋」です。
企画内容が確定され次第、ブログで投稿します。各教室の生徒さん、一点でも結構、傑作を創るように頑張りましょう。




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2015年01月18日

初春の生徒さんの一貫張り、初作品に感動

私の工房、カルチャー教室の初作品をご覧ください。
一貫張りです。

大きさは横幅15㎝長さ30㎝近く、深さ15㎝位のカゴです。彩り豊かな千代紙を斜めに配色して、柿渋とのバランス、柿渋色の調和が気に入りました。

次は大作です。

大きさは、ペットボトル小瓶と比較しましたが、背負いカゴのような大きさです。

全体の色味は写真より薄めです。
文字の千代紙、百人一首のかるたがあり、その他の千代紙が貼られ、用紙の違いが柿渋の色味に表れ斑で、物はデカイですが上品さが漂っています。

この作品の良さは現物を見て頂かないと解ってもらえそうもありません。

作った本人のコメントから、どうも用途は考えず、只、ひたすらに一貫張りを楽しんだようでいます。私には、その事が凄くうれしかったです。
最近は、自主的に創作される生徒さんも多くなり、オリジナル性も高まりうれしい限りです。どの教室も批評し合い和気合い合いで、手より口が多いように思えます。


思うに、指導していて、上手い、下手はどうでも良いように思えます。教室の和気合い合いが名作を生んでいるように思えます。

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2014年01月01日

生徒さんの「左馬」作品と一貫張り初歩体験教室の生徒募集



縁起物の【左馬】の事を前々回のブログで書きましたが、色々な由来と縁起の効果を書きましたが、縁起物は『効果不明の宝くじ』」と思っています。

13年前から我が家のキッチンに飾ってあります『左馬』は「開運招福」の役目を十分果たしております。金額に換算しますと「ウン千万」の価値があります。キョロキョロ


どのような開運があったかと申し上げますと。

     仕事の面では
     ・Googleで「草木染め工房」や「一貫張り」で検索しますと
      1ページに掲載されるように成長しています。
    
     ・Uラインストールの「実用新案登録」が認可されました。
      一人での工房ですので量産化は出来ませんが、
      口コミの所為か、Amazonに掲載される前に少量ながら
      売れてしまいます。
      Amazonに掲載できるように時間を作らねばと
      思っています。
     
     ・宮崎市内に「アトリエ祇園」の名称で
      『草木染め教室・一貫張り教室』
を設けました。
      同時に予約制の販売も行っています。
詳しくは私のHPかポータルサイトt/『まいぷれ』をご覧ください。


昨年12月の教室では、『左馬』作成に大いに盛り上がりました。何しろ「宝くじ」の幸運に巡り合えるんですから。
生徒さんの作品を2点ほど紹介します。手法は「切り絵」です。





さて、効果の程の話に戻しますが、私なりの解析を申し上げます。先ず下の図をご覧ください。

私の目の錯覚か青色のまともな「馬」は遠くに走り去っています。ところが赤色の『左馬』はこちらに「福」を担いで走り寄って来るように見えませんか。



一貫張り初歩体験教室を次の様に行います。
初歩ですから最初から、『左馬』のような作品は作れませんが、一貫張りに興味を持たれる方が数人でも集まれば、中級・上級の教室を新富に設け本格的な運営を行っていきたいことが私の希望です。

場所は、私の祇園の教室を含め2ヶ所になります。
● 場所 新富町文化会館
日時 1月16日(木)・17日(金)の午後1時~3時で
2日間かけて一つの作品を作ります。
受講料 指導料1,000円+材料費1,200円 
     合計2,200円。


●場所 アトリエ祇園(彩草工房教室)
 日時 1月23日(木)・24日(金)
     午後1時~3時
 受講料 指導料1,000円+材料費1,200円
      合計2,200円


※ 現行の指導料は1500円です。もし正規入会の場合は入会費は不要ですが
  指導料は1,500円になりますのでご了解ください。
※ 今後、ブログでは『一貫張り』を
  『一閑張り』と表現を変えます。

 問合せ先 彩草工房 ℡090-1878-4361 松元迄


上記の催事は、宮日新聞の別紙で。第4部『道』の1ページは画家・弥勒祐徳さんの絵が掲載されている束の8ページに掲載されています。



朝日新聞のテレビ番組の解説欄に下の広告も出しております。


『千代紙一貫張り』が新富近郊から多くの生徒さんが応募されます様祈っています。





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2013年06月27日

夏のUラインストール

夏のストールと言えば、二重ガーゼを主にインド藍で染めていました。今でも好評で継続しますが、『実用新案登録認可のUラインストール』で夏用を作らぬ手はないと思い挑戦してみました。
ポイントは生地にあると思い、麻とレーヨンの混紡で粗目の生地が入手でき夏向きに最適バッチリと喜んでます。


ところが、粗目のため縫製が難しく、別の縫製屋さんに無理してお願いし原価高になりましたが、出来上って見ますとすっかり気に入りました。

下の写真のAのように只,首に掛けるだけで前にフリルができおしゃれなファッションが生まれます。
トップスとのコーディネイトを工夫しますと更に楽しめるところが[実用新案登録認可]の『Uラインストール』ならではの美的特徴です。ベージュ系で色味違いで各2枚ぐらい手配中です。



シルクで光沢もあり透け感の生地も持ち合わせていましたので作ってみました。
丈の長さに判断を迷いましたが、生地幅100㎝をそのままで縫製しました。長いと思う方は裾を短くして下さい。
季節的にも、あとひと月すればお盆で晩夏となり、初秋が訪れその頃まで楽しめると思います。







つい先の頃までは夏のストールと言えば日焼け防止のガーゼ類でしたが、今年はテレビを見るとTシャツに派手なストールを巻きつけているタレントを見たかと思えば、街では半袖の女性がおしゃれなストールをコーディネイトして楽しんでいます。
暑さに負けないおしゃれ優先の時のようです。お蔭で私の仕事も少しながら有利な時の流れが訪れたようです。
増々、夏にふさわしいストールのデザインを考えねばならないようです。


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2013年04月14日

千代紙一貫張り



飲み干したワインの瓶に千代紙を貼ってインテリアに,更に花を一輪さして楽しめます。

当工房では、書や絵画の重厚な一貫張りも指導しますが、一つの作品に半分以上は千代紙をあしらった一貫張りを教習することで馴染み易く作品創作に工夫を凝らし簡単なものであれば小学生でも出来るようにしたいものです。書道やクレヨンの絵のように子供から大人まで広めたいと思います。肝心な事は深いアート性の高い作品を探求することを忘れないことだと思います。


最近の生徒さんの千代紙を工夫した作品を紹介します。













柿渋を塗付する前の工程で、切り絵の技法を併用しています。


本日、宮日の【あどパーク】で生徒さん募集の広告を掲載しております。

一貫張りの中では【千代紙一貫張り】は馴染み易く導入できます。
毎月、第1・第3水曜日は新設した日程の講座です。ご応募をお待ちいたしています。










  


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2013年02月23日

シルクのUラインストールAmazonに掲載

シルク100%のU-line(Uライン)ストールをAmazonに掲載しました。





現在、Amazonに掲載してますUラインストールは、材質がウーリーナイロンでウールが75%ナイロンが25%の物です。綿を使用したいと試みましたが生地の柔軟性で不適で、仕入れ先の照会でウーリーナイロンの存在を知り、染めても着色も抜群で、シルクと共に採用していきたいと考えています。

本来なら、シルクのUラインストールを先にAmazonの通販を急ぐべきでしたが、一貫張り教室の充実に多忙をでウーリーナイロンの存在を早く知ってもらいたく逆になってしましました。

展示会ではかなりの好評を頂きましたが通販では正直未だ注文がありません。

是非、全国的にUラインストールの知名度が高まるように日々念願してしてます。
Uラインストールのおしゃれ感を楽しんで下さい。

  


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2013年02月15日

最近の「一貫張り教室」便り

目下、【Uラインストール】の知名度UPに専念していますが、片や、『一貫張り教室』の充実と発展に新聞広告などで掲載し努力しています。

教室を開講して一年半になろうとしています。今も一日も休まず通う生徒さんもいますが、現在は当初の生徒さんもかなり止めていかれましたが、今では宮崎市内に4回の教室でメンバーも変わらず落ち着いて楽しい教室が継続しております。

一貫張りは購入しょうと思いますとかなりの高額です。この高額も自分で作って生活の糧になりますと納得できます。その手間と時間、素材・材料・塗付する染料や助剤などを含みますと、それなりの高額になるのも止む得ないと思います。
自ら惚れ惚れするような名作でもでき様なら、大金を積まれても手放すことに躊躇するのではないかと推測します。

最近、新しい生徒さんが作られた作品を紹介します。




上の写真のように今までの生徒さん方の作品集をまとめて整理してみたいと思います。
教えながらも技法のヒントを得たり思わぬデザインが浮かんだりと、教室を開いて良かったと思います。『教えることは学ぶこと』と思える昨今です。

今考えていますことは、生徒さんから学んだことを、私独自の基本となる制作と表現にまとめてみたいと思います。
県内でも、教える方が少なく、私の所には都城や日向から通って来られる方がいます。Googleで検索しますと、(「一閑張り」ではありません)上位に有ります。僅か一年で上位に掲載されることは如何に教室が少ないかを表していると思います。
反面から見ると、他の工芸に比べ馴染みにくく興味はあるもの学ぶ人が少ないことを証明しているように思えてなりません。

結果は判りませんが、『馴染める一貫張りの手法』のイメージがあります。もっと究めて確認してみたいと考えています。その段階になリましたら投稿します。

月に4回の教室を2回増やし、6回にしたいと考えています。
生徒募集中
毎月第1・3水曜日午後2時~4時(予定)公民館の都合で変更になるかも知れません。
定員5名。3名応募がありましたら開講します。

詳しくはホームページか、☎0985-75-7814に問合せ下さい。
携帯 090-1878-4361
  


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2012年06月15日

夏の色

秋、冬、春と季節にふさわしい彩のストールを染めます。

夏になりますと、いつもどのような色味が良いのか迷ってしまいます。結局「春」と同じような色味になってしまします。

この度は各委託店舗様より注文を頂きました。おおよその色味の指定がありました。
その中から、5色ほど紹介いたします。

竿につるして並べてと思いましたが、目の前の庭の木においてみましたら面白い演出になりそうでそのまま写真にしました。


今年の当工房の夏の色はこのような色味にしました。
お客様が選んで下さった、爽やかで、涼しげな彩です。

当工房の藍染でしたら「インド藍教室」をご利用いただければ、
薄い格子の入ったガーゼ地で、サイズも45㎝×150㎝で、2500円です、
お中元に最適かと思いますが如何でしょう。少し高額になりますがレーヨン地などもございます。
「自宅ショップ」でも写真の色味など注文を受け付けております。

セールストークになってしまい恐縮です。ご検討頂ければ幸いです。  


Posted by 彩草工房 at 07:21Comments(0)作品集

2012年05月11日

神宮東公民館の一貫張り教室

綾の展示会が終わりますと一貫張りの教室が待っています。

綾の展示会に来られた高名な工芸家の先生が器のデザインの事に触れていましたが、現在はオークションで変わった形状の竹製品を購入していますが、自分で作ってみてはと提言がありましたが、そこまでは考えていませんでした。今ブログを書きながら思うに自分の考えた形状も面白そうなものが出来そうで検討してみたいと思いますが、問題は今でも多忙で果たして時間と体調が問題です。

宮崎市内の一貫張りの教室も軌道に乗りつつあります。

4月中旬頃に、宮日新聞の小紙「きゅんと」の中の『おけいこ特集』に下のような広告を出しましたら思いがけないほどの応募があり、今も時々問い合わせが続いています。


場所は神宮東公民館です。
一ケ月に4回です。一回時間です。受講料は1回1500円です。
2回は昼間2時から4時までで第2・4の水曜です。   あと2回は夜の7時から9時までで第1・3火曜です。

国富で夜もしていましたが、宮崎の方が多く、やはり働いた後の通いは大変らしく止めていかれたようです。
故に、私の方から出向くことにしました。その所為か国富で学んだ方も来ていただき嬉しく思っています。

授業の様子や、完成品を紹介します。






下の作品は国富の夜に来られた生徒さんの作品です。出来栄えが良いと思います。

私にしろ、生徒さんにしろ多くの作品を作っているうちには出来・不出来が創られます。
いずれ、よい作品を集めて作品展が出来ればと思っています。
良い作品とは何でしょう。
美しいこと・気品さが感ぜられること・オリジナル性が高いことの3項目に絞ってみたいと思います。
考え方を整理しておくと、デザインも自ずとまとめ易いと思えます。

このブログを読まれた生徒さん、是非、展示会をしましょう。







  


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2012年02月12日

思わぬバレンタインデーの現状。

昨日のNHK『週間ニュース深読み』で、テーマとしては将来の人口の減少と、その減少の内容は高齢化の方が半分を占め、「日本の将来の不安」でした。その不安が生じる要因の理解に『バレンタインデー』の現状を取り上げていました。

『バレンタインデー』の歴史と本来の意味は前回のブログで紹介しましたが、日本の慣習では『女性から男性に告白して贈る』となっていますが、「深読み」によりますと、現在は『女性友人の同性同士で贈り合っている』とのことで、男性に贈る女性は僅か12%だそうです。信じられない数字です。

何故そのような様態になったか?。と言いますと、私の推測もありますが、薄給で年金に不安を抱く若い男性が多く結婚に踏みきれず、女性側から考えれば、そのような男性と結婚した時の生活力を思うと不安を抱くことになり、恋心は芽生えても、贈り物も出来ず同性同士で楽しみ、『恋愛も出来ない失恋』世相になったようです。「想定外」の現状のようです。

いわゆる『本来のバレンタインデーの崩壊』と『草食系男子』の多大化です。

どうしてこの様になってしまったか、私には専門的なことはわかりませんが、社会のシステムが悪化をたどり、いわゆる政ごとが間違っている方向に向かっている証明の様に思えます。

崩壊したバレンタインデーを「本来のバレンタインデー」の復活方法を考えてみました。
本来とは前回のブログに書きました「男女どちらからでも愛を誓い贈り物」が出来ることです。

今は「バレンタインデー」は若者の行事で、チョコの置いてあるお店は若い女性は群がり、買ったチョコが同性の所に贈られるとは書きながらも信じられません。

此れもテレビ番組で知ったことですが、今、お金を多く持っている世代は高齢者だそうです。
ある学者の方が、高齢者のお金を若い世代に配分するシステムを発表してましたが、なるほどと感心はしましたが、そうは成らないと思います。

今の高齢者の方々は不眠不休、家族を犠牲にして、多少の病は我慢して、汗水垂らし高度成長を遣り遂げ蓄えたお金です。そんなに簡単に若い人に配分するとは思えません。

そこで、主に若い人の「バレンタインデー」を高齢者が引き継ぎ「バレンタインデー」に消費して頂ければ本来の「バレンタインデー」が復活します。
昔は人生50年と言われていましたが、今は人生80年です。恋愛の適齢期は20・30歳ですが、適齢期も30年・40年繰り上げて60歳から70歳台に繰り上げては如何でしょうかハートキョロキョロ拍手

灰になるまで誰しも相手さえいれば恋心は淡くとも生まれるそうです。
独身の皆様、心当たりのあるお方は、お茶話のお相手になって頂ければいいではありませんか。贈り物をしてきっかけでも成功すれば心も若返り、病も気からと言います。本当に持病も治るかもしれません。

ところで、何をお贈りするか、私は工芸に携わっていますので工芸品をお勧めします。
自分で作った工芸品であれば更に心がこもるかもしれません。
何をするか、迷っておらる方は私のホームページの下のバナーをクリックして見て下さい。


バレンタインデーは明日です。今年は準備に間に合わないでしょうが、来年のバレンタインは是非、高齢者の皆様も参加して楽しみましょう。

お金持ちの高齢者の方が贈り物をする慣習が定着すれば、人口比率からも消費は拡大し、僅かでも景気はよくなり、雇用の機会も増え、若い人の恋愛の成就率も高まってくると思います。一石三鳥か四鳥の効果が有りそうです。

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2012年01月14日

宮崎名産染め 椨の草木染め作品の誕生

昨年の夏に山形屋で「ふるさと展」に出品しました。ほとんどが食品が主で宮崎で生産された食品が主でした。
商品に「名産品」と言うキャッチコピー用語が目につきます。
工芸品の中でも宮崎ならではの名産品があります。

しかし、草木染めの工芸の中に、宮崎の草木で染めた名産品が出来ないものかと、上記の展示会以後、私の課題として頭の中を時々巡ります。「飫肥杉の樹皮」や日南あたりがお茶の名産地のようでもあり「お茶の葉」などが思いつきますが入手方法に困惑していました。

お世話になっています都城の『(有)笠岡製粉』の社長、笠岡良平さんに私の意図を伝え相談しました。
社長さんの会社は「お香・お線香」の原材料を生産して多種の樹木を取り扱っています。

思わぬ言葉が出てきました。
曰く、「タブがいいでしょう。タブは宮崎に多く、線香の材料として使用されているが染色にも使われているはず」。
何処かで聞いた樹木の名称ではありますが、到底思いつく草木ではありません。
タブは漢字で『椨』と書くことまで教えて頂き、もう此れしかないと暗示めいた感触があり、その場で注文の手配をお願いしました。

早速「山崎青樹著 染料植物図鑑」で調べてみますと、確かに草木染として掲載されています。
「温暖な地で海岸に近いところに多い常緑高木」とあります。正に『宮崎の風土に一致生殖する草木です。

次の調べたことは、Googleで検索しまして3ページまで掲載された「草木染め工房」の使用草木です。
『椨』を使用していますのは黄八丈に使われているようですが、苅安が主体ですから、椨は補足的に使用されていると推測します。先ずほとんどの工房では使われていないと思えます。

次に、椨の材料が届き染めて、堅牢度の確認をしました。日差しの強い廊下に数日おくなど、洗濯も最初は少し草木の特徴で少し色がでます。許容範囲と思え商品化として使用出来ると確信して、私のオリジナル天然草木染めが増えました。

今後は「椨」で染めた商品は『宮崎名産染め』とキャッチコピーを記載することにします。

前置きが長くなりましたが、先ず作品を見て下さい。








以上ですが、赤味のベージュ系の優しい色が現れました。被染材の50%の椨を使っていますので100%使用すればもっと濃い色が抽出され、更に、媒染を変えることにより天然の彩りをさらに楽しめそうです。色名は何かやさしい表現の名称を辞書で調べてみます。

どのような色が現出するのか、染色する時間は工程が進むにつれ期待に興奮し、久しぶりに大いに楽しい天然の色に戯れるひと時を過ごしました。これだから、ミスをして赤字の損出で苦悩することもありますが、リンダの歌ではありませんが『どうにもとまらない』です。

『椨』に関わる話題を探し投稿し『宮崎県の名産・特産の草木染め』と言われるようにプレゼーテションを図りたと考えています。

話題は変わりますが、
『新春 草木染展』を都城の蒸氣屋鷹尾展ギャラリーで行います。
日時は『1月19日から1月22日』までです。勿論。椨で染めた作品も出展します。


展示会の事は改めて詳しく投稿します。

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2011年10月02日

一貫張り 生徒さんの作品

一貫張りの教室を開講しましたのは6月です。一昨日で四カ月になります。
遂一ケ月前のように思えますが、歳月の速さに驚きます。

その四カ月の生徒さんの成果をご覧ください。6月に入会した方々です。
素晴らしい出来栄えです。驚きます。

先ずご覧ください。






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四カ月でこれ程の作品が出来るとは頭書は思ってもいませんでした。
基本と重点な技法は私流ですが徹底して納得して頂きます。
しかし、色味やデザインは各自で考えてもらっています。考える参考資料は提供しています。
最終まで拘束すると、同じものが出来てお互いの刺激もなく面白味もなく成長もありません。

この作品を創った方々には共通点があるように思えます。
一つは工芸的な物作りが大好きと言うことで、一貫張りの作業の七割は3㎝角の和紙を張って積み重ねていくといった地味な単純作業です。長い単純作業の果てには、イメージした「工芸の美」と「達成感と充実感」の感動が待ち受けていることを知っている人達だと思います。

全く初心者の方が多いですが、その中で過去に少しでも他の物づくりに携わっているか、継続している人達だと推測します。工芸の何かを創った人達なので、会得も早く表現のコツを知っているんだと思います。
しかし、一貫張りは初めてなのです。


一貫張りなどと言うあまり知られてない工芸にに興味を持つ人たちですから、他の生徒さんも、これから入会する方も全員が、初心者と侮ることは肝に銘じておく必要があるようです。
他の工芸でプロの方もいるかもしれません。


新しく入会された方を紹介することを忘れがちですが、いつの間に溶け合い話が弾んでいます。
誰かが新しい作品が出来ると、見せ合って賑やかです。
地味な工芸ですが、教室の中は和やかでみなさん一生懸命です。

私自身、一貫張りの技法は知っていても実際作る体験は不足していると認識はしています。いわゆる場数不足です。
その中で教室を始めたのですが、知っている技法を大勢の中で伝えることの楽しみも知りました。

反面、楽しんでもらえる工夫も考えねばならない課題が増えました。



目下、ギャラリー新富の展示会が近づいています。
秋にふさわしいストール創りに追われる毎日です。色味にこだわり苦闘しています。
それでも、達成感を味わいを得るための楽しみがあります。

教わって頂ける楽しみ、天然の彩りを知って頂ける楽しみ、どちらも捨てがたく多忙な日々に感謝します。

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2011年09月08日

 初秋の彩り、新作ストール

9月に入りました。朝5時ごろ外に出てみました。昼間の蒸し風呂が嘘のようなすがすがしさです。

10月はギャラリー新富・11月初旬に菓匠・蒸気屋ギャラリーと展示会を控えています。

遂、一貫張りに気を取られている間に、秋物の作品創りが遅れそうです。
先ずは下の写真のストールを染め上げてみました。

シルクで葉脈柄のジャガード織りストールです。染め柄は夜叉附子のグラデーションです。
現物はもう少し茶系が強く明るいです。


シルクのレース編みストールです。染はヤマモモの上に茜のグラデーションを施しています。


やはり、色味とデザインが明確にイメージ出来れば、半分は仕事は終わったようで気持ちで楽しく仕事が進み効率も良いです。作品も素晴らしいです。イメージの模索しているときは苦しく、ある朝パッと閃くことが多いです。

取り敢えず、

より販売の準備をしています。

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2011年09月02日

一貫張り得心の作(その一)

我が合気道の師が、ある程度まで上達すれば、「人の教えることが技の会得の向上に通ずる」とおっしゃっていましたが、
6月から「一貫張りの教室を開講』しまだ三カ月ですが「教えることが教わること」と納得しました。

教えながらもあるヒントが浮かんだり、閃きが生じたりと、生徒さんの作品から学ぶことが多いです。
デザインの部分になりますと、できる限り生徒さんに考えてもらっています。但し、デザインの素材・ヒント・助言はします。
いずれ、生徒さんの作品をブログで展示会形式で紹介します。

お陰様で当初と違い、最近は私も作品の取り込む心境の変化を意識しています。
駄作かもしれませんが、私にしましては満足の作品を掲載します。

中の図柄は千代紙で黄金色を主体にした気品のある柄で周りを黒のグラデーションで囲み、縁は渋い朱色、裏は黒一色にまとめました。






(※ライトの光で、現物はこれほど艶はありません。)

現在、生徒募集中です。一ケ月6回の受講日があります。都合の良い日を選んで受講してもらっています。
一ケ月に2回来る人もいれば4回来る人と様々です。

場所は国富役場の一室で環境抜群です。
1日2時間で受講料は1,200円(材料費別)です
詳しい資料をご希望の方は携帯090-1878-4361に電話下さい。FAX・郵送します。

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Posted by 彩草工房 at 05:21Comments(0)作品集

2011年07月27日

念願の一貫張りバッグ完成

7年前には柿渋を勉強をしてタペストリーなどを作っていました。同時に一貫張りの作る手順は知っていましたが素人っぽくて、色々な面から工夫を探究し、僭越ながら求める色合いの味、デザインもイメージできるようになった様に思えてきましたので教室も開講しました。いささか自己満足と自画自賛です。

売れる商品は手提げに籠バッグと思えます。検索すると専門店がある位ですから。

求める色合いとは、柿渋らしい深い渋さ、なのに明るさもあり、魅せらる艶であり、加えて難問ですがデザインです。
竹籠の素材は買いあさっていましたが、やっと前述に近い作品が出来たように思えます。第一作としてご笑覧下さい。



只今、西都市にありますショッピングセンターで展示会を行っています。
生徒募集を掲示しています。見本として展示しています。お近く方には見て頂き応募して頂ければ幸いです。






  


Posted by 彩草工房 at 06:44Comments(0)作品集

2011年05月03日

新アイテム、『布』を売ります。

春の『工芸ふたり展』も皆様のお陰で無事終わりました。
東日本大震災の過酷で悲惨な状況の中での展示会で、何か後めいた想いで、売り上げの中から一部ですが僅かながら、
「日本赤十字社』に募金をしました。


ところで、期間中ひとつ気付いたことがあります。
「ハギレ」を買う方の話の中から、良質な布を安価で購入する事にかなり苦労されているようです。

その後パッチワークをされる方、洋服を作る方、布で色々小物を作る方との出会いがあり、偶然にも同じようなお話を聞きました。以前にパソコン先生から提案がありましたが形に創る想いが強く、『布』自体が商品化するなどj重視していませんでした。

展示会をする度に、目玉商品として既製品以外に、オリジナルなオーダー品を数点出品します。その際布を購入するのですが、
今では丸巻きで数メーターで余り物がかなり有ります。又、素材屋さんのバーゲンの時買い込んだ物もあります。

早速、帰宅後染めて、幅110㎝×150㎝単位で3枚ほど巻いて最後の日だけでも展示してみました。
価格の設定ですが、暫定ですが市販の7掛けぐらいの安価にした積りですが、正直安いのか高いのか判りません。
最終日だけの展示で買い手はいませんでした、私の定番の商品アイテムとして今後販売する事にしました。



現在は、染めて分だけで4色です。随時、生地や色味なども増やしていく積りです。


白地の素材も生地次第で市場より安価に売る積りでいます。但し、在庫分の限定です。

更に、希望すれば、草木染めですが染めの相談にも応じます。これも安価に・・・・・。

自宅ショップもありますので、生地の吟味は私の自宅の方が充分お話が伺えると思いますので、
関心のある方は前日に電話頂けるとありがたいです。
☎ 0985-75-7814    090-1878-4361



  


Posted by 彩草工房 at 18:35Comments(0)作品集

2010年12月31日

草木染め布でフラワーアレジメント

「彩りのストール展」での作品で、フラワーアレジメントやグラスリッチェンや樹脂粘土クラフトを教える工芸の仲間が居ます。
今回の展示会に細めのストールを一輪の花を数個作って頂きました。

ストールを巻くのに、私の染めた草木染めの鮮やかな彩りを一輪ストールの中に咲かせてみてはと以前から思っていましたが、
今回の展示会に花を添える絶好の機会と思い無理やりお願いしました。いつもは数種の花の塊の生花のようなアレジメントされる方に一輪だけを作ってもらうのに申し訳ない気がしました。



15個位あったのですが、鮮やかなものは売れてしまい、写真を撮っていたと思い込んでいた私は、撮ってないことに気付いていたときは写真のような5個だけです。作った工芸の仲間も売れたのにビックリしていました。

ストールに付けるとこの様に成るのでしょうか。


ストールだけでの巻き方ばかりの固定観念に囚われ、ストールを引き立てる脇役があることに気付いた展示会でした。
今後も、花だけでなく、他の何かでストールを引き立てる工夫を考えて見たいと、又、楽しい課題が出来ました。

  


Posted by 彩草工房 at 19:03Comments(0)作品集

2010年11月14日

文字がデザインするストール

念願のストールが遂に完成しました。

文字をデザイン化して思いを伝え、ストールの本来のファッショナブル性を高め目的を果たしていると思います。
私には、文字が更に付加価値を高め、私だけのオリジナルなストールだと、嬉しくてなりません。
文字を入れるときは、筆が慎重と勢いが無心に走り、書き終わった時は気持ちが高揚し完成を確信しました。
しかし、その後の色止め、洗いlなどの工程があります。それに乾燥後の色味の地と柄のバランスなど安心できません。

アイロンで布の地が伸び質感が一変して作品が完成しました。

壁に掛けて、離れてシゲシゲと眺め、文字の大きさバランスに気になる部分がありますが、第一作としては大満足。
染め場で、念願が叶い1人ガッツポーズして、苦笑しました。

作品を見てください。
文字は「相思相愛」です。


肩に掛けると、「思」「愛」が横に並び、秘めた心を意味しています。


巻き方を替えてみました。


文字は崩れ、文字の線が柄となり、別のストールに見えます。


タペストリーとしても使えます。


最後に一言、
この様に自分が作ってみたい物を創る楽しさは雑念を払拭し無我の境地です。
好きな言葉に出会えば、採算を度外視して創り楽しみ続けたいと思います。仕事の中の趣味です。


  


Posted by 彩草工房 at 10:12Comments(2)作品集
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