2011年08月25日
一貫張り無料講習の結果
今月も間もなく夏休みも終りに近づいています。
今月の2日・3日の両日を4時間かけ続けて小・中学生を対象に一貫張りの教室を行いました。
目的は、7月の28日のブログで書きましたように、一つは『一貫張り』の伝統工芸の存在があることを広めたいこと』です。あまりにも知らない人が多いのに驚きます。
故に、少しづつでも知ってもらいたい意欲で材料費を含めての完全無料のボランティアです。
国富町主催と勘違いしている人もいたようですが。
今一つは、子供の頃に柿渋で『物創りの喜び』を感じてもらいたいことでした。柿渋と言う染料があることだけでも良いです。
工程は8割ぐらいは省略し最後の柄を書くことと柿渋を塗り作品が完成する瞬間だけです。
瞬間といえども紙を貼れば乾燥、柿渋を塗れば乾燥の繰り返しで省略したといっても2日間は掛かります。
教室の情景をご覧下さい。

一日目は竹籠の紙を貼ります。
3㎝ないし5㎝角の大きさの紙に切り、竹質が見えないほど張り詰めます。
実はこの紙には柿渋が濃く染まるように施されています。糊も接着力が強くなるように作られています。
本格的には3枚ほど塗り重ねるところが、模様を描く和紙一枚で済ませています。
ハサミを使いますので、小学生の方は父兄同伴です。
さぁ!、切ったり貼ったりが始まりました。
子供が主体か?親が主体か?分からない情景がユーモアで、巡回しながら指導していきますが下手も上手もありません。色々な親子の言葉が飛び交い失礼ながら面白く、うっかり笑ったりします。
時間が来て、完成したところもあれば、未完成なと方もいます。
家に持って帰り、柄を描いてきてもらいます。マジックでも良し、クレヨンでも良いです。宿題です。
描くことが苦手な生徒もいると思い、ウサギの描かれた和紙を渡しておきました。
二日目が来ました。
昨日とは違い、子供たちは場所にもなれ室内を走り回り引きずられてくる子供もいます。
騒然としています。
描かれた模様は、文字通り千差万別。
ウサギの柄だけでうまくデザインしたものもあれば、アニメのキャラクターを描いたものもあったり、パパの顔だと描いたものもあります。
中には、ピカソも驚くような何を描いたかわからない抽象画の迷画・珍画もあります。
いよいよ待望の柿渋を塗る段階に来ました。
色が付き、柄が浮かび上がってきます。興奮の声があっちこっちで聞こえてきます。
途中からは、親が夢中に塗っている光景もあります。
後で聞きましたが、ある父兄の方から「自由研究」の宿題ができ、「写真を貼り工程の説明を書き加えて立派な『自由研究』がまとめることが出来ました。」とお礼の言葉を頂きました。
同時に「毎年あるといいですね」と言われ、今でも「毎年」の言葉がよぎります。
「毎年することに意義があるかも」と・・・・・・・・。

今月の2日・3日の両日を4時間かけ続けて小・中学生を対象に一貫張りの教室を行いました。
目的は、7月の28日のブログで書きましたように、一つは『一貫張り』の伝統工芸の存在があることを広めたいこと』です。あまりにも知らない人が多いのに驚きます。
故に、少しづつでも知ってもらいたい意欲で材料費を含めての完全無料のボランティアです。
国富町主催と勘違いしている人もいたようですが。
今一つは、子供の頃に柿渋で『物創りの喜び』を感じてもらいたいことでした。柿渋と言う染料があることだけでも良いです。
工程は8割ぐらいは省略し最後の柄を書くことと柿渋を塗り作品が完成する瞬間だけです。
瞬間といえども紙を貼れば乾燥、柿渋を塗れば乾燥の繰り返しで省略したといっても2日間は掛かります。
教室の情景をご覧下さい。
一日目は竹籠の紙を貼ります。
3㎝ないし5㎝角の大きさの紙に切り、竹質が見えないほど張り詰めます。
実はこの紙には柿渋が濃く染まるように施されています。糊も接着力が強くなるように作られています。
本格的には3枚ほど塗り重ねるところが、模様を描く和紙一枚で済ませています。
ハサミを使いますので、小学生の方は父兄同伴です。
さぁ!、切ったり貼ったりが始まりました。
子供が主体か?親が主体か?分からない情景がユーモアで、巡回しながら指導していきますが下手も上手もありません。色々な親子の言葉が飛び交い失礼ながら面白く、うっかり笑ったりします。
時間が来て、完成したところもあれば、未完成なと方もいます。
家に持って帰り、柄を描いてきてもらいます。マジックでも良し、クレヨンでも良いです。宿題です。
描くことが苦手な生徒もいると思い、ウサギの描かれた和紙を渡しておきました。
二日目が来ました。
昨日とは違い、子供たちは場所にもなれ室内を走り回り引きずられてくる子供もいます。
騒然としています。
描かれた模様は、文字通り千差万別。
ウサギの柄だけでうまくデザインしたものもあれば、アニメのキャラクターを描いたものもあったり、パパの顔だと描いたものもあります。
中には、ピカソも驚くような何を描いたかわからない抽象画の迷画・珍画もあります。
いよいよ待望の柿渋を塗る段階に来ました。
色が付き、柄が浮かび上がってきます。興奮の声があっちこっちで聞こえてきます。
途中からは、親が夢中に塗っている光景もあります。
後で聞きましたが、ある父兄の方から「自由研究」の宿題ができ、「写真を貼り工程の説明を書き加えて立派な『自由研究』がまとめることが出来ました。」とお礼の言葉を頂きました。
同時に「毎年あるといいですね」と言われ、今でも「毎年」の言葉がよぎります。
「毎年することに意義があるかも」と・・・・・・・・。
藍染め体験の盛況情景
スカートの染め直しに大喜び!!
iインド藍染め体験講座の繁盛の兆し
UMKテレビ放送 一貫張り放映から生まれた作品
藍染め講習(インド藍) 生徒さん募集!!
ファション誌に『U‐lineストール』広告掲載
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Posted by 彩草工房 at 09:13│Comments(0)
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