2013年12月08日

縁起物の『左馬』を一貫張り【一閑張り】の縁起物に。

我が家に13年前からキッチンに飾ってあるもが有ります。
一枚の紙切れでしたが、左馬と言いまして後述の意味を知り勿体なく下の写真の色紙を飾る額に入れ飾っております。



ある展示会の時に、この文字で商売をしている方が居られたと記憶しています。
当時は、書の筆使いなど全くできないので自分には全く無縁なものと固定観念化していました。


文字のデザインの本が数種発行されて居まして、真似して柿渋の原液を使ってみますと、求めた色味が表れ面倒な型染めでなくとも、文字のデザインを読めないぐらいに抽象的に描き方で作品を創って見ますと、私には自画自賛ですが素晴らしく見えて、それは興奮するほどうれしかったものです。
  

文字もデザインでなく、筆使いの基本を「堀内景子先生」に教わり、最初の写真の左馬の文字ほどの筆さばきではありませんが、私にも筆の走り強弱が見えてきまして左馬を自分のオリジナルに書きましたのが下の2作です。



さて、『左馬の由来』の出典をネットで調べますが、色々な方が書かれており商売繁盛のシンボルにされて居られます。
諸説の中から3点ほど引用させて頂きます。


① 馬は右から乗るとつまずいて転ぶと言う習慣をもっており、元来、左から乗るものなので「ひだりうま」は、長い人生をつまずくことなく過ごすことが出来、『福』を招く目出度いもの。

②「馬」の字の下の部分が財布のきんちゃくの形をしていて、口が良く締まって、入ったお金が散逸しないことから、『富のシンボル』。又は『招福のシンボル』

③普通、馬は人に引かれるものであるが、逆に人が引かれて来るくと言う事から『千客万来、商売繁盛。』


             そして、最も気に入りました言葉が、
大勢の人、よろずの福を引き連れてやって来る

          『百福万来の神馬なり。』


竹材のすし巻きの用具や書の筆を巻き入れ百均店で見かけて閃きました。左馬の文字を一貫張りにして見てはと・・・。
私の一貫張り【一閑張り】は『千代紙de一貫張り』と自称し、柄は主に千代紙を用いての一貫張りです。先ず、一作を創って見ました。手法は切り絵です。


玄関の壁に飾って見ました。


招福のシンボルの「ふくろう」「打出の小槌 」などが台の上に飾っています。
招き猫なども飾っていますお店を見ることがあります。

私は、60代前半で脳梗塞に掛かり、60代は軽いながら、時々の後遺症に苦しみながらの展示会でしたが、70代になってからは持病も陰をひそめ今は気分も最高に元気です。仕事も何とか継続できて、「草木染め工房」でGoogleで検索しますトップに掲載されている時があります。
これも、キッチンに飾られた『左馬』の所為かも知れないと思い、幸いの来年は「午年」で大いにPRして商売繁盛に繋げたいと思っています。十二支に囚われず、「ふくろう」のように認知され常時取扱い商品になるように努力します。

早速、商売させて頂きます。一貫張り【一閑張り】の『左馬』、大きさは色紙ぐらいで2,000円で受注します。送料は『定期外郵便」でお客様負担です。
注文・問い合わせは、☎0985-75-7814   携帯090-1878-4361 彩草工房 松元です。
注文はお客様の要望をお聞きして、内容はFAX又はメールで確認して制作に取り掛かります。1枚で10日前後で発送します。



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Posted by 彩草工房 at 18:13Comments(0)見聞録

2013年11月23日

綾で展示会開催中

目下、綾は恒例の『綾工芸まつり』で賑わっています。私も同時期に綾で展示会を行っています。
場所は川野紘三先生のギャラリーです。



展示内容です。


目的は売上向上もさることながら、『一貫張り教室の存在と生徒募集』『Uラインストールの認知販売の拡充』です。
それと、前回ブログで書きましたように、『教室の充実化』のため、『トップス関連作品の破格在庫処分』で50%以下です。


今回の展示会は、宣伝広告の手配も出来ず、お得意様へのハガキも出しておりません。半月前の宮崎市内の展示会でお世話になりましたので遠慮させて頂きました。

せめて、このブログでご来場頂ければ幸いです。

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Posted by 彩草工房 at 08:26Comments(0)展示会

2013年11月12日

展示会でUラインストールをアピール

一昨日、東神宮の蒸氣屋さんのギャラリーでの『ふれあい工芸三人展』の展示会が終りました。内容は前回ブログの三つの工芸です。

結果は大盛況と言いたいところですが、残念ながら往年の盛況さはありませんでした。原因の一つは広告宣伝不足と思います。宮日の「あどパーク」は止めて「あすのMIYAZAKI」だけでした。市内の随所のポスターも貼りませんでした。

今回の目的は二つでその一つは、毎度のことながら『Uラインストールの認知拡販』です。
ボツボツですが知れ渡りつつありますが、余りにもボツボツです。ボツボツながらも小さな機会を活用しながら努力していれば、必ずや大きな機会が訪れるものと確信しています。自画自賛ながら作品には自信を持っています。
取り敢えず写真を見て下さい。

これは従来の長方形のストールです。



そして、これがUラインストールです。

比べてご覧のように垂れ下がる様が、下のUラインストールは既にフリルが出来上っています。
と言う事は、首から垂れ下げるだけで一つの巻き方が出来上がったことになります。

他の巻き方もご覧ください。





 
以上が、展示会で見られるUラインストールですが、下のパンフレットを配布しプレゼンさせて頂きました。


実用新案を登録認可しましたので、機会あるごとにプレゼンしていますが、従来のストールも会場では大いにお似合いそうな方には勧めています。販売部門に於いては、これからは『ストール専門店』と再出発したいと考えているぐらいです。

我が工房のもう一つの柱として、教室の充実化です。トップスは中止して、代りに生地を手染めて売るようにしてみてはと、目下検討中です。
故に、トップスの在庫処分を行っています。只同然でも良いと冗談めいたことを言っても、良識的な買われる方は価値相応の支払いをして下さいます。正直、60%・70%引きで処分しています。


ご購入関心のある方は、祇園にあります『アトリエ祇園』に予約連絡下さい。
場所は当工房のホームページか、WEBサイトの『まいぷれい』ショッピングから検索下さい。



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Posted by 彩草工房 at 21:08Comments(0)随想

2013年10月27日

11月7日より『ふれあい工芸3人展』開催

本来なら前回のブログに引き続き、『千代紙一貫張り展』の各作品を見て頂くつもりでしたが、各作品の写真をブログ用にサイズを変更する手間と体調不調と多事に追われ行う時間がないため、本日の投稿は、タイトルのポスターを掲示することで、一貫張りの作品は随時投稿させて頂きます。



『レザークラフト』は、今回はいつもよりデザイン性を更に工夫を凝らした小物が多いと聞いています。
『唐木砥草画』は昨年初めて発表しましたが、今年も新作に余念がなく取り組まれておられる様で、私もまだ見てませんので楽しみにしています。

私の草木染めでは2大プレゼンテーションがあります。
一つは、トップス(ブラウス・シャツ)の在庫品の削減で50%以下で処分致します。
理由は、デパートの婦人用ファッションコーナーに飾られるトップスの多彩なデザインと価格も50%OFFの赤札が目につきます。何故か毎日のように送られてきます通販雑誌も同様の掲載の多彩さに圧倒されます。

草木染はどうしても採算上、太刀打ちできずトップスは、在庫処分後は斬新なデザインをディスプレイ用に飾る程度で少なくしていきたいと思います。

今一つは、実用新案登録認可の『Uラインストール』の認知拡販です。
Uラインストールは、セールストークでは無く、今もって私から見ますと、【巻きやすく、巻いた姿もファッション性豊かで高く、自分の工夫で多彩な巻き方が出来ます。】縫製が加わる為価格が少し高めになりますが、一点でも購入し試着して頂ければ、数枚のストールの価値はあると自画自賛しております。是非ご購入頂ければ幸いです。

展示会の日時は11月7日(木)~11月10日(日)
      場所は 『菓匠 蒸氣屋』2F喫茶ギャラリー。


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Posted by 彩草工房 at 02:46Comments(0)展示会

2013年10月24日

【千代紙一貫張り教室】展示会の様子。(その1)

20日に無事今年の展示会が終りました。
展示会の目的はは次のような事です。

人間は目的がある事の多いほど活性が強まるように思えます。私の生徒さん展示会も目的の一つで、展示会の一月前になりますと教室の創作も力がこもり、互いの作品の批評の会話も多くなり普段と異なり活性化した雰囲気になす。
  
思考力が深まり工夫も努力も度合いが違い、オリジナル性の高い作品が生まれてきます。

生徒さんの募集です。残念ながら「一貫張り」の事を知らない人が思いのほか多いことです。この多さは教室を設けて初めて知りました。知っている方も「竹に紙を貼り柿渋が塗られている」とココまでです。
美的要素があり、表現方法の技巧も多技ある事などは全く知られていないと思います。
故に、募集広告を出しても集まりません。「百聞は一見に如かず」。展示会を開き多くの人に知って頂くしかありません。


投稿が遅れて気になっていますが、2階か3回に分けて展示会の様子を写真からご笑覧下さい。
本日はテーブルごとに大まかに会場のようすをご覧下さい。


同一テーブルで作品の置き方を変えて見ました。






同一テーブルで角度を変えて撮影しました。






このテーブルは特待生のテーブルです。一貫張りに携わることの時期も長くで、一貫張りらいしくなく、私の教室始めた時に公告を見て入講されました。一番最初の生徒さんです。独学である程度は御存じで、理解も早く型染め以外の技法は半年ぐらいで習得され、今では家庭で独自の個性豊かな作品を創って居ます。私から材料などは購入してますので、展示会に出品をお願いし、現役の生徒さんの勉強になります。


次回からは、作品の一点一点見て頂きます。
初めて、一貫張りの工芸を知り、少しでも関心がありましたら、見学だけでも来房して頂ければ幸いです。
場所は、ホームページのサイドバーをクリックして頂けば解ると思います。


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Posted by 彩草工房 at 12:54Comments(0)展示会

2013年09月23日

【千代紙一貫張り教室展示会】ポスター

先日『茶道裏千家淡交会、宮崎青年部』の40人の一貫張り講習会を行いました。
この催事を企画された方からで、今まではメールでの打ち合わせでしたが、今日はお手紙を頂きました。毛筆でしたためられた礼状です。
前回のブログも好評のようで、このようにメールでなく手書きの封書を頂きますと暖か味を感じられ、毎日パソコン・スマホの生活から、忘れかけた心情に我を取り戻す思いでした。

さて、話は本題に移りますが、当工房の2回目の「一貫張り教室」の生徒さんの展示会を行います。
期日は10月17日(木)~10月20日(日)です。
展示会の約1ッケ月前にポスターを蒸氣屋さんの随所に貼り、チラシも置かせて頂いています。




生徒さんは約10人位で昨年に比べますと数人位少ないです。開講以来の方もいますがメンバーもかなり変わりました。

2年前の始めたころは、布に型染めをする技法を一貫張りに用いましたが、工程の長さと収斂の難しさに初歩段階の2回で止めて行かれます。これではダメと考え急遽試作中の閃いた手法を用いることにしました。

一般的に一貫張りと言いますと達筆な書道の文字が柄模様のデザインのイメージされますが、誰でも書けません。
替りにフリーの花やイラストをコピーして貼りその上に柿渋を塗りますと花やイラストにも深みの色味が加わります。
この段階での作品展が昨年の1回目です。


しかし、無地の和紙に柿渋の色味がよく出るように工程が有り完成までには根気と煩わしさが有ります。中級位で失礼ながら挫折される方が多いです。止めて行かれる方の中にはセンスもよく、持続すればと思う方もいますが挫折でなく他の事情に拠るかも知れません。

今まで使っていました和紙が生産中止になり、同じ厚み他の僅か価格が高めの和紙を使うことになりました。ある生徒さんが直接柿渋を塗った作品を作ってきました。なんら今までの加工を加えた色味に遜色が有りません。
逆に生徒さんに学んだ思いです。「教えることは学ぶこと」のある人の言葉を実感しました。
これで柿渋を和紙に塗る迄の工程が省略されました。


千代紙も調べますと紙質も多く特殊な模様も作られ、地色となる和紙も色々あるようで固定願念に囚われず制作方法も探究したいと思います。「一貫張り」と言いますと地味な印象ですが、華やかな印象に変えたいと思います。
単なる「一貫張り」の呼称を私の教室の作品で少しでも千代紙を用いてますと【千代紙一貫張り】と呼ぶことにしました。
但し、歴史と伝統ある墨汁を使う書や墨画も、大切に引き継ぐことは勿論の事です。


今回の展示会が歴史と伝統の手法の作品の中に、温故知新として昨年より少しでも華やいでいれば私としては成功です。
生徒さんも定着してます。どのような作品を出品するか今から楽しみです。


今まで教えてきました体験から述べますと、レッスンで目の届く範囲は4人、多くても5人が限界です。
一回2時間で、月に4回、宮崎市内の祇園にあります『アトリエ祇園』で教えています。お蔭で今は満席です。


もう1クラス設けたいと思います。生徒募集中です。
毎月第1・第3水曜日です。
午後2時~4時迄。
定員 4人


日時に都合の合わない方は相談に応じます。






















  


Posted by 彩草工房 at 09:01Comments(0)展示会

2013年09月12日

40人の一貫張り講習。感動の一日

9月8日(日曜日)に40人の『千代紙一貫張りの講習会』を行いました。一日のだけの講習会です。

今になりますと良く覚えていませんが、5月下旬頃でしたか3名でしたか一貫張りの初歩体験をしました。
目的は、一年一度の行事で工芸等の一日体験をする催事探しのようで、その企画担当の方々と思えます。

団体名jは『茶道裏千家淡交会、宮崎青年部』です。

要望は、一定の予算内で一日で作品を完了することです。
体験結果、一貫張りは到底一日で出来ないこと理解して頂き、私の方から提案をさせて頂きました。
予算内で、創る対象作品と、その工程と材料を提示し、一日では出来ませんが最後の工程は自宅で誰でも出来ることです。
内容は書面で詳しく説明しました。

対象作品です。私の生徒の作品です。



場所は『東神宮公民館』舞台もある大広間です。隣の部屋では4月まで一貫張りを教えていました。
会場は、9時から先陣の10人位でテーブルを並べ椅子を置き準備し10時から講習が始まります。
本来は生徒自身がすべき、柿渋の薄め方や、糊の作り方も私が40人分タッパに準備しておきました。こうしなければ一日では終わりません。
40人の方を私一人では教えきれないと思い、ベテランの生徒さんの手伝いをお願いしました。
私の予想では千代紙デザインが手こずるだろうと思い、簡単なデザインを書いた書面と各工程の作業詳細を書いた書面を渡しました。

いよいよ講習会の始まりです。挨拶の内容は省略します。後は写真をご覧下さい。

















柿渋の1回目の塗付が終ったようです。


柿渋の一回目塗り、外に干しています。太陽の光で柿渋は濃くなり、数回塗りと乾燥を繰り返し柿渋の色味が出来ます。






写真は各自の作品を掲載すべきところ、私の独断で選択させて頂きました。ご勘弁下さい。

大体2回位の柿渋の塗付は終わったと思います。明日辺りは自然に薄い柿渋らしい色味に変色していると思います。
この当たりで講習会は終わり、前述しましたように塗付・乾燥の繰り返しを行い、好みの色味の段階で「艶出しを」を各自、自宅でして頂く事にしました。『木工ボンド』を用いた艶出しの仕方は説明書に記してあります。
要領の判らない方は私にお気軽に電話ください。
 090ー1878ー4361

一貫張り作製の大きな要点は、『和紙の接着と色味を含んだデザイン』と思います。

講習が始まると、和紙の貼り方が初めての事で要領を得ない方が多いと思い、予想していた事でしたので教えるのに私の手に余り、私の女性のベテランの生徒さんにも巡回してもらいました。
和紙の貼り付けは午前中を少し回った頃に終わりました。

昼食が終り、いよいよ難関のデザインです。
(昼食は私どもの分まで用意して頂きお礼を改め申し上げます)

始まって見ますと、全く難関ではありません。一つは「切り紙」の手法を勉強されていたようです。企画の担当者の配慮と思われます。資料も準備されていました。

私が準備しました「参考のデザイン」は誰一人用いていません。

各自が自分の世界観に浸り没頭しています。
千代紙の切った形状と貼った位置のバランス、余白の用い方なども心得、すばらしデザインを多く見かけました。


考えて見ますと、分野は異なるにしてもデザインの仕事に携わっている方もいるかも知れません。
私も若い頃、茶道に入門し作動の順番に閉口し二月位で挫折した覚えがあります。

素人考えですが、茶道そのものの持つ一つ一つの動きの姿に美が伴ない、扱う道具その物が美的要素を含み常に携わる方々のセンスですので無意識にデザインに表れたものと思います。

私の感動しましたことは、40人の方が一生懸命の取り組んで下さり、皆様の心の波動が感じられ、その手応えに皆様のパワーを頂いたようでお礼を申し上げたいです。

地味な工芸で、生徒募集をしましてもなかなか集まりませんが、私の教室の生徒さんも少数ながら、今日の皆様のように輝いています。地道に努力を継続すれば、又、今日のような大規模な催事が訪れると思い精進します。

本当に素晴らしい一日でした。















  


Posted by 彩草工房 at 07:28Comments(2)見聞録

2013年09月01日

夏物トップス在庫処分し、ストール専門店と教室充実化へ

トップスとは、((衣服の中で上半身に着るアウターウェア。)

先日の宮日新聞のあどパークに下のように2回広告を出しました。



室内の作品をご覧ください。
先ず、売り尽くし対象品で。50%~70%OFFで処分します。


後ろから見ますと・・・・・。

この上質なシルクのポンチョもです。


毎月3種類ぐらいの通販雑誌が送らてきます。中は婦人服が主で、そのファッションやデザインも斬新で色彩豊かで満載。、価格もさほど高いとは思えません。
街のアパレル関連の店頭に並ぶ婦人服、デパートのディスプレイされた婦人服はファッション雑誌から抜き出て展示されて居り商品には赤札が付いて陳列されています。
『草木染め』を強調し、セールストークしても到底太刀打ちできないと思え、トップスはディスプレイに使う位で見切りを付けました。上記写真のトップスは捨値価格で販売します。


『千代紙一貫張り教室』と『キッチンde染色教室』を更に充実化します。その内容もイメージ化されていますので追々発表し、このブログだけでなく、他のWEBサイトを用いるなどその手段も進んでいます。
草木染めも皆さんの台所で出来るのです。是非、本格的な体験してみて下さい。
天然繊維であれば持ち合わせのトップスの色もご自分で他の色に染め直すことも出来るかも知れません。いや。出来る筈です。


ストールは、夏でも日焼け防止を兼ねて半袖のトップスに合わせて違和感なく生地も薄めの細いストールをおしゃれに巻いてる方も多く見かけるようになりました。
ストールも夏とはいえ胸元をおしゃれに装う人も増えてくるように思えます。『ストールの専門店』化してボツボツでも販促の戦略を考えれば、折角、好条件で祇園に『アトリエ祇園』の場所を得ましたので長い目で努力すれば思いも実現すると確信します。
















  


Posted by 彩草工房 at 12:48Comments(0)展示会

2013年08月11日

羽ばたく看板を設置

看板が出来上がり、大通りに面して設置されました。
看板を立てるなど夢にも考えていませんが、不動産屋さんから『大通り前に看板を立ててもいいですよ』と言葉を頂きました。多分オーナーさんの許可を頂いてのお言葉と思います。
私の仕事の進むべき道が何かに導かれている思いでした。

展示会の販売から、教える『教室の開講』に重点を置くことに工房の転換を図り展開していく指標を明示すべきと考え、お言葉に甘え看板設置の決断をしました。




一貫張りの方は一応充実の傾向があります。現在の日時は定員に達しているため、もう、ひとグループ(定員4人)の応募をしております。

染色の応募者が少なく新聞でも募りましたが反応が有りません。
毎月一回だけ教わってる方が居られ、今では身近にある「よもぎ」などでご自宅で染めています。

私が教えることが必ず正しいとは言えませんが、おこがましい言い方で恐縮ですが、今まで培った技法をすべて伝授します。関心のある方は電話ください。地理的にも便利で、キッチンで染めることが教える場所も見つかり教室を開講し実行しています。前述の方のように正しい工程の技法が判ってきますと堅牢度の高い染色が出来るようになります。自分の家のキッチンで楽しめます。

今までの染色済み販売対象品(ブラウスなどトップス関連)は半額以下で売り処分整理しております。、素材も教室で格安で提供して教える事に専念したいと思っています。

そして、何よりも実用新案登録認可のU-lineストール認知拡大です。

私にはどう考えても、試着された方の姿を見ても変幻自在の巻き方が出来るこのストールは必ずや陽の目を見る日が到来し話題になる時が訪れると確信しています。


前述の意味を含んで看板が出来上がり設置されました。





ある不動産で「1DK」の文字を見た時アパートでも良いことに気づき数件の不動屋さんを当たり、現在のアパートに決まりました。何しろ土地名が気に入りました。「祇園」です。京都の「祇園」と同名です。何故、宮崎に祇園と命名された地名があるのか調べて見たいと思っています。UMK放送局のある通りと言えばほとんどの人が知っている有名な場所です。



大通りのあっちこっちに立ち看板がどのように見えるか意識過剰です。
絵画の展示会で自分の作品がどのように評価されているか気が気でないあの心境です。
この看板も、今は存在すら判らない迷画でしょうが、当工房も改革して羽ばたき数年後は名実共に認知され、アトリエも千客万来の様相になることを祈り精進したいと考えています。


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Posted by 彩草工房 at 13:38Comments(0)見聞録

2013年07月19日

アトリエ祇園の看板準備中

『千代紙一貫張り教室』はお陰様で登録定員はオーバーで、もう一コース増やし生徒募集中です。
『キッチンde染色教室』は5名位で、まだ宣伝不足と考えています。
同時に教室の指導内容がセミプロ並みで、堅牢度を強めるコツや媒染の使い方など、私なりの体験を生かし、染める物によっては6時間位に及ぶこともありますが指導料は同じです。この様な事が未だ認知され得ていないと思います。「染めを習いたい」と展示会では良く耳のしましたが、その割には応募者が少ないように思われます。


目下、アパート賃貸料は維持していますが、今後卒業される方もいらっしゃると思います。
自宅ショップ風な販売をする気持ちを以前のブログで申し上げましたが、アトリエ維持の為に本格的に取り組むことにしました。

1DKの狭いながらも、一貫張り・染色教室と販売の三つの機能を持つ一室です。
自分の創作は国富の山の麓、教室と販売は祇園の繁華街と好条件で、これもトモ・コーポさんのお蔭と感謝しています。

看板も大通りの駐車場に設置の許可も頂きました。看板は虹彩堂さんにお願いし、下の内容の案が検討中です。




8月中の催事は看板に書かれた内容で実施したいと考えていますが、看板にどのように訴求力のある表現になるか楽しみです。好感のもてるインパクトのある看板が出来ればと思っています。

このブログでは、イベントの宣伝をさせて頂きます。
アパートの一室と言えでも開店です。開店記念に『実用新案登録』の【U-Linストール】を30%割引きと決めたものの、今まで買って頂いた方に申し訳ないことで、1っヵ月間に20枚に限定させて頂きました。【U-Linストール】を本格的に販売に出品しましたのは昨年の10月頃です。このストールは身に装う事て魅力が判ります。未だ認知度は低いですが、いずれは話題のファッションになるものと夢ではなく自信を持って色味や生地に工夫を考え創作に取り組んでいます。



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Posted by 彩草工房 at 09:42Comments(0)見聞録

2013年06月28日

キッチン染色の教室 生徒募集中

早いもので、『アトリエ祇園』を開設して2ヶ月になろうとしています。
馴染めぬ一貫張りの工芸とは言え、生徒さんも止める人もなく通って下さっています。少人数ですが充実し結構名作が生まれています。中には珍作もあり「モットーとする斬新さ」も私の想像以上力作です。

当アトリエを開設の目的の最大の目標は『染色教室』の開講です。その経緯は開講時のブログを読んで頂ければ趣旨も理解して頂けると思います。

開講以来3件目ですが男性の方からの応募があり、私の在庫の作務衣がサイズがピッタリで藍染めは持っておられるとの事で、矢車附子で茶系に染めることにしました。
最後の水洗いで終わりましたが、乾燥後の色味が気になっていました。
先日、アイロンを掛けて持って来られました。





生地の厚さも薄めで、色味も良く今頃着用するには、ホームウェアとしては大いに楽しめるのでは無いかと思いです。

素人の方の染め方に接し感想を述べるのも早々ですが、良く講座で初歩的なレッスンな行われますが、どの染めも総て教えられた通りを適用しているように思えます。一例を述べれば染料を布の100%と言われると総てが100%で、実際は布も違い、染料となる草木も生産地も違い保管されていた時間も違います。媒染方法も本に書かれた数値ですべてを適用しているようで煮沸の時間も同じ様に思えます。


私の経験から言いますと、イメージする色味を出す度に抽出時間も染める時間も媒染方法も違います。
本来の草木の色味を出すには、一言で言えば、体験を重ね継続する以外に習得する以外は無いように思えます。


現在、生徒さんは数名ですが、ある女性で独自で草木染をしておられた方ですが、まだ3回目です。色味を抽出することを会得した訳ではではありませんが、草木染とは『何たるか』を認識して頂いたようです。『認識』したところから面白みが湧いて来たように思えます。

アパートのキッチンで教えています。と言う事はご家庭でのキッチンでも出来ることです。
一貫張りの教室の様にレッスン日は決めていません。

現在は常時、生徒募集中です。
都合の良い日を電話で相談して日時は決めさせて頂いています。

御関心のある方は、電話・FAX・メールでお問合せ頂ければ幸いです。


アトリエ祇園の地図を掲載します。


 草木染 彩草工房
 http://saisokobo.com
 http://saisokobo.miyachan.cc/ (BLOG)

 〒880-1101
 宮崎県東諸県郡国富町本庄5959-6
 松元 貞博

 TEL&FAX:0985-75-7814
 Mail:info@saisokobo.com    携帯は090-1878-4361


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Posted by 彩草工房 at 16:41Comments(0)見聞録

2013年06月27日

夏のUラインストール

夏のストールと言えば、二重ガーゼを主にインド藍で染めていました。今でも好評で継続しますが、『実用新案登録認可のUラインストール』で夏用を作らぬ手はないと思い挑戦してみました。
ポイントは生地にあると思い、麻とレーヨンの混紡で粗目の生地が入手でき夏向きに最適バッチリと喜んでます。


ところが、粗目のため縫製が難しく、別の縫製屋さんに無理してお願いし原価高になりましたが、出来上って見ますとすっかり気に入りました。

下の写真のAのように只,首に掛けるだけで前にフリルができおしゃれなファッションが生まれます。
トップスとのコーディネイトを工夫しますと更に楽しめるところが[実用新案登録認可]の『Uラインストール』ならではの美的特徴です。ベージュ系で色味違いで各2枚ぐらい手配中です。



シルクで光沢もあり透け感の生地も持ち合わせていましたので作ってみました。
丈の長さに判断を迷いましたが、生地幅100㎝をそのままで縫製しました。長いと思う方は裾を短くして下さい。
季節的にも、あとひと月すればお盆で晩夏となり、初秋が訪れその頃まで楽しめると思います。







つい先の頃までは夏のストールと言えば日焼け防止のガーゼ類でしたが、今年はテレビを見るとTシャツに派手なストールを巻きつけているタレントを見たかと思えば、街では半袖の女性がおしゃれなストールをコーディネイトして楽しんでいます。
暑さに負けないおしゃれ優先の時のようです。お蔭で私の仕事も少しながら有利な時の流れが訪れたようです。
増々、夏にふさわしいストールのデザインを考えねばならないようです。


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Posted by 彩草工房 at 07:31Comments(0)作品集

2013年06月02日

『アトリエ祇園』キッチン手染め教室を実践



上の広告は4月下旬ごろテレビ欄に掲載しましたが、先ごろ反応が有りお二人連れの2件の応募がありました。4人になり規定より一人オーバーで指導が行き届くのか心配でしたが、4人の方が意気投合され楽しい教室でした。
教室の内容が『キッチン』で出来ることが一つの魅力でしたが、各自、ご自分の家庭で出来ることに喜びを感じておられるようでした。

先ず、染料は「山桃の樹皮を使いますが「染料の抽出・被染物の扱い・染色・媒染・水洗・保管」と各工程の簡単な説明書をお渡しし実践前に重要点は各自記載してもらうことにしました。

染める物を選んでもらうことにしましたが、これからの夏を考えると薄めのストールをお勧めし皆さん喜んで了解下さり有難かったです。展示会では6,000円位の物が4,000円位で出来ることになりました。都会では1万近くの小売店があります。

(ブログに投稿する条件でプライバシーの事もありますので人物像は塗りつぶすことで了解を得ました。)

抽出時の染料の量、方法、そして被染物の糊の取り方、布の取り扱い方、次に染色ですが布の入れ方の細かい注意や染色時間の見究め、染色後洗い方、媒染の仕方など、なるべく簡単に見本を見せ詳しくは生徒さんに交代で行って頂き、出来る限り勘所を掴んで頂くように指導した積りです。
(キッチンの様子)



(糊抜きをしています。)


(染色中の鍋tと、鍋を囲み染まる様子を見ています)





一回目の媒染が終り、簡単な水洗いをしました。乾燥しますと夏向き色味になります。
本日はこれで終わりにして、各自、薄いと思えば再度染めと媒染を繰り返し今日教えた事をキッチンで行い復習してもらうことにしました。


残念ながら、乾燥した色味のシルクのストールをブログでお見せすることは出来ませんでしたが、皆さんは口では言いませんが、草木染めを少しは知っていたようでしたが、今日は本格的にやり、媒染の意味や方法など我流で出来なかった原因も判って頂いたようで、皆さんも喜んで今後も続けて行きたいようでした。

トップスを作るのに、シルク・綿・麻など布もかなり買い込んでいます。今後はストール専門ですので在庫になっています。処分したいと思いますので格安で販売もしますし、染めまで請け負います。
今日の生徒さんの中からも縫製が出来るのでしょう。生地も選び次回は染める事に決定しました。


『アトリエ祇園』も「千代紙一貫張り教室」「キッチン手染め教室」も順調にスタートしたように思えますが、まだまだ、時間と空間はあります。3番目に目標としています『作品の展示販売』の準備中です。



ストール・スカーフなら『アトリエ祇園』を見てから又は贈り物は『アトリエ祇園』を見てからと思えるアイテムの豊富さと、おしゃれなディスプレイを思案中です。






  


Posted by 彩草工房 at 15:11Comments(0)染色日記

2013年05月26日

『最後の展示会』の「ふれあい三人展」

『ふれあい工芸』と言う名称は、いきさつを書きますと長くなりますので省略しますが、出会いの無い仲間が互いの作品の価値観を認め合って意気投合して出来た「展示会などの主催」名称です。
立ち上げましたのは2007年頃だと思います。当初は5人ですが今は3人です。昨日ブログの『金芝英三』さんは仲間ではありませんが合気道の同志で、自ら考案しました工芸品の同時出店の依頼があり、作品も素晴らしく喜んで参加して頂きました。


展示会中に仲間3人で秋の展示会期日の打ち合わせをしましたが、結果は加齢の所為かお互いの心身を大事にすることで、『ふれあい工芸』の展示会は今回を最後にすることになりました。過ぎ去った各地の展示会のエピソードに花が咲き話は尽きませんでした。

前回のブログに引き続き、今回の展示会の主な作品を掲げておきます。
レザークラフトでは小物入れやカード入れなど新作があり、皮革のカバーのデザインが素晴らしいです。



バッグも多く作られたようで好評の様でした。






何といっても圧巻はフクロウのタピストリーでした。


中が札と硬貨入れに分かれた持ちやすい財布のデザインが愛らしく瀬尾先生ならではのデザインが好きで息子の嫁さんにかってやりました。裏と表の柄です。



さて、私の作品です。
私のデザインしましたポンチョにUラインストールを肩に掛けたり首に巻いたりしてみました。



前と後ろです。





ポンチョと普通の長方形のストール群です。



Uラインストールだけをまとめてめてみました。何れも春夏用です。

今回の展示会で初めて、Uラインストールを購入すために来場されたお客様が2名いらっしゃいました。
このストールの存在を知って、余りの巻き方の簡単さとファッションの豊かなフリルなどの効果に惹かれたお客様が2名いらっしゃいました。
偶然にも、帰宅しメールを見ますと、Amazonで売れていました。幸いに商品が重ならずに幸いでした。
僅かではありますが、再三再四の広告の効果が出て知名度が広がる現象が見え始めました。
実用新案登録で合格した商品だけに、しかも身につけられた方は必ず絶賛して下さいます。
いつかはメディアで取り上げて頂ける日が来ると自信を持っています。


次は『千代紙一貫張り』です。
この写真の物は生徒さんが作ったもので、『一貫張り生徒さん展示会』で未販売の展示会で、私の「草木染展示会」でも
良く買って下さるお客さんが気に入って下さった作品です。型染めを採用した只一点の作品で私もお勧めしたものです。
握り手のあるカゴの作品は本体と握り手の付け根部分が美的に見せるのが難しいです。
ある案を思いつき、返して頂き私がその案を作り試作してみました。


千代紙が取っ手に馴染んでいく美的方法を考案できたようで講習にも採用して更に試作してみたいと思います。右側の赤丸が修正後の物です。
この部分は一つの技法の課題でしたので解決したように思えます。



この作品は細かい網目の茶系の千代紙に薔薇の花を貼り、それを模様紙の貼りました。薔薇の花が明るくなるように、グラデーションに塗付しました。



最後は『千代紙一貫張り』の極め付きの作品です。飲み干したワインの瓶のラインの曲線がきにいり、ガラスですが、糊を工夫して挑戦してみました。


売れ行きは「アベノミクス』現象とは裏腹にまだまだ財布の紐は固そうです。
売れるもは、昨年の売れ残りを半額以下にした商品が大半で、新作のUラインストールやポンチョは気に入ったもののプライスカードは価値観に見合う高価格になっていますのでため息をつくお客様の様子に私もため息が出ます。
大都市の草木染め専門小売店の価格に比べると、3割から4割安く値段を付けても宮崎ではこの有様です。
私の素材は大都市から仕入れていますので、デザイン性に後れを取っ手いるとは思えません。


以前のブログにも書きましたが、工房の方針として販売より教える事に重点を置く事にしました。
工房は山の麓にあるため交通の利便性が悪いため宮崎市内の祇園町に有りますアパートの一室を借りまして教室の日以外は自宅ショップ風にして販売したいと思います。ディスプレイも品の良いお洒落なディスプレイを考えています。
【アトリエ祇園】と店名にしました。


教える方の「一貫張り」も『千代紙一貫張り』としまして、書や絵画が出来なくとも「千代紙」で楽しめる一貫張りのバッグやインテリア作品を教えたいと考え現に実行しています。

染色も草木染に拘らず化学染料も取り入れます。化学染料は現役の頃の感覚を取り戻せるように目下復習を試みています。捺染もいずれは実行したいと思っています。
「手染め染色教室』ではなく【キッチン手染め教室と】命名したいと思います。ご家庭のキッチンで出来るように指導する積りでおります。現在2件予約を頂いています。
明日からは、染色方法の手順や要点をまとめた簡単な説明教科書作りに取り掛かりたいと考えています。


80歳にしてエレベスト登頂に成功した方もいます。私も古希が過ぎたとは言え、まだまだ成すべきことは多々あるようです。頑張ります。










  


Posted by 彩草工房 at 21:07Comments(0)

2013年05月24日

『ふれあい三人展・唐木砥草画』の部

『ふれあい三人展示会』の途中でもブログで様子を書くべきと考え、今夜こそとパソコンに向かいますが何時の間しか居眠りする始末で進まず、とうとう搬出の日が来てしまいました。金芝さん夫婦にも手伝って頂き100点近い作品をたたみ、ディスプレイ用品を2Fより車に入れるのに疲労困憊です。古希を過ぎ加齢の体力の衰えを今回ほど味わされました。   

搬出の状況は前述の通りで、早めに床に就いたものの、体力の弱みに付け込むかのように何年振りかに風邪までひき、、やっと昨日の朝から熱も下がりはじめブログを書くことにキーボードを叩いています。
展示会が終ってからかなり日にちが経ち何時も読んで下さる方に申し訳ないと思っています。


今回の注目の作品は「金芝英三さん」の『唐木砥草画』と称し、唐木の年輪を組み合わせ水墨画のようにイメージを表しています。
先ず、鑑賞して観ましょう。説明は・・・・・・・・・・






年輪がハッキリしませんので、加工を加えました。実際の色は上部の色味です。

この作品から、赤色の作品前までは『天空の雲』から雨が山に降り、山の森林を育み『連山』や山の岸壁が描かれ『滝』
に見え山の水は『河に』に注ぎ、蒸発して天空に帰り『雲』となる自然の摂理を描いたとの作者の言葉もあり、その様に
年輪の描きから表現された着想に敬意を表します。

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下の唐木は、砥草で磨くこと依って赤味の色が増すことと、年輪が浮かび出てくる事を証しています。






この図は何に見えますか。真ん中の形は女性の裸体に見えると言いました、全体図からアート的ヌードに見えます。



レザークラフトや、私の草木染めの事も書いていましたが、文章のまとめ方の下手な所為か長いブログになり、読者もうんざりするんではないかと思い、本日は『唐木の工芸』についてのみ投稿しました。レザーと草木は明日にも書きたいと思います。










  


Posted by 彩草工房 at 12:45Comments(0)展示会

2013年05月11日

『ふれあい三人展』近づく。

久しぶりの展示会が近づき、いつもの事はがら準備に追い詰められプレッシャーを感ずる日々です。



今回の展示会の一番の特徴は、新しい工芸が発表されます。
工芸品の名称も『唐木砥草画』としてあります。考案者もかなり思案したようです。
唐木の縦割りの年輪に、木の種類にも拠りますが砥草で磨くことにより年輪が浮かび上がるように鮮明になるものから、
赤色や緑色の帯びて彩られ、目下探求の段階の様です。発表したい意向で今回の展示会で行う事になりました。
点数が少ない所為もありますが、探求段階のため未売品です。


『レザークラフト』は新作もかなりあるようです。
相変わらず、デザインの着想と表現力には脅かされます。天性ののように思え羨ましい限りです。
デザインの素描から縫製・着色まで総て手造りです。一点一点情熱を感じます。


さて、私の草木染めですが、展示会で申し上げたいことは一杯です。
1、Uラインストールの知名度アップです。ファッション性には僭越なが  ら自信があります。
  実用新案にも登録OKです。多くの方にファッションの表現の豊か   さを知ってもらいたく、2割安く販売し拡販を図ります。

2、Uラインストールの開発成功に伴い、工房の方針も替えたいと    考えています。
  ストール8割、トップス2割位の比率の生産にして、ストール専門   工房にしたいと実施します。

3、インド藍教室はしていましたが、草木染め・柿渋・化学染料まで含  め【キッチン手染め教室】と名称して広く家庭でも染色が出来る  ように広めたいと考えています。

4、自宅ショップを交通の利便性から、宮崎市内の祇園にアパートの  一室を借りて開店します。日時など形態は検討中   です。
  店名は【アトリエ祇園】です。駐車は5台確保できオーナー様に   感謝します。

【アトリエ祇園】で『一貫張り教室』も『キッチン手染 め教室』も行います。



今回の展示会では、昨年展示会での在庫のトップス関連の商品は半額以下で処分し、在庫の削減と売上向上を図りたいと考えています。
売り上げもさることながら、教室の応募者のお願いに重点を置きたいと考えております。
最寄りの節は、是非お立ち寄り下さいますようにお願い致します。






  


Posted by 彩草工房 at 11:00Comments(0)展示会

2013年05月04日

【アトリエ祇園】を華やいだショップに。

前回のブログで書きましたが、宮崎市内の祇園のアパートの一室を借りて、【アトリエ祇園】名付けて主に「草木染め」を教えることで『染色教室』の開講が目的でした。朝日新聞の広告にも『キッチン手染め染色教室』としました。
この『キッチン』にかなり手応えがあり数件の問い合わせを頂きました。

これからも応募者が有るものと期待しています。なんと言っても自分の家で染めることが出来るようになるんですから・・・。


処で、染め教室に重点を於きながら空いた時間と部屋は簡素な【自宅風ショップ】にと前回ブログの段階では考えていましたが、今になって頭に過ぎることは、現役の頃、東京か京都か覚えていませんでしたが、小売店がマンションの狭い一室で繁盛している華やかなディスプレイした店の情景です。


次のようなディスプレイで、部屋を飾り商品も小物雑貨もあり、総て品質は高く価格は贈答品に納得な値段に努力します。

今までの展示会から抜粋してイメージを例示します。
部屋の中央にテーブルを設け数量少ないがアイテムはより多く、選択に楽しさのある商品を集めることが要点の一つと考えています。小さな華やいだ千代紙一貫張りや、工芸仲間の作品を置くことも検討中です。


私が最も贈呈品に選んで頂きたいのは「ストール」で有り、その中でも自ら考案し、【実用新案登録】認可済みの『Uラインストール』です。現在春夏用の当ストールを準備中です。中元用に考えています。


下の写真は初春に適した透明度のある薄地での【Uラインストール】ですが、あまりのボリュームに細身のものの手配中です。


定番のストールも今後は化学染料も用いますのでデ、デザインも工夫出来そうで草木染との絡みなど思案していることが多々あり出来上りましたら投稿します。

そして、当アトリエの壁には下の写真のようにディスプレイして、室内もいつものような展示会のように草木染の彩りに覆われ。贈答品といえば、必ず『彩草工房のアトリエ祇園』を思い出して下さるように知名度が高まるように今後の夢にします。


「染色教室」を設けた喜びと同格に、今になって気付くことは『手染めの販売店』を市内の一等地とは言えませんが環境は抜群の所に設けた様です。今は室内に何を置きどのようにディスプレイを考え集客戦力ばかりを考えています。




  


Posted by 彩草工房 at 12:22Comments(0)随想

2013年04月26日

キッチン手染め染色教室の開講

『一貫張り教室』が好調で楽しいです。前回のブログでも書きましたが「教えることは学ぶこと」だと教えられました。

『草木染め』も販売より教えることに方向転換することにしました。幸いに意図を理解して下さる不動産屋さんに「1DK] のアパートの一室を借りることが出来、且つ、駐車場も5台分確保できました。

入り口の看板を掛けました。【アトリエ祇園】です。命名したのは「パソコンこん先生」です。看板製作は「虹彩堂」さん。


【アトリエ祇園】は三つの催事を行います。私の3本の矢です。ニコニコ
    ① このブログのタイトルの染色教室の生徒募集。
    ②千代紙一貫張り教室の生徒募集。
    ③自宅ショップ風な販売システム。


本題に戻り、今まではポリシーとして「草木染め」に魅せられ固く保守してきましたが、布などの染色注文を頂きますと、堅牢度の面で「化学染料」ならではの場合が多々あります。採算維持のため草木染めとの併用も取り入れることにしました。

奥様方と草木染のお話をしますと、染料に「クチナシ」「桜の花びら」などを聞き、染める工程も疑問に感ずることがあります。
多分、本来の色味を維持するのは三月も持たないと思います。

草木染も色味を抽出方法も媒染などの用い方などをお教えしたくなり、設備として「ガスと流し台と洗濯機」が必要で、農家の空き家などを探しましたが家賃が高く、仕方なくアパートも探しましたが店舗用としては断られました。数件目にして前述の不動屋さんに恵まれ、駐車場など条件も適い有難く、室内も大切に扱いと思います。


準備が整ったところで、教室の生徒募集ですが広告以外になく、宮日の「きゅんとのお稽古特集」に募集を掲載しました。結果は思わぬ大三振だったようです。一本目の矢は早くも折れそうです。


原因はおおよそ検討が付きます。「セミプロ並みの講習」などと、読者に難しい講習会のような印象を与えてようです。
初歩的な体験から導入するような講習を強調すべきだったと反省しています。


今までは「草木染め教室」の教室名でしたが、化学染料を使用しますので「手染め染色教室」に変更しましたが、反省の中から
もっと読者に親しめる教室名を考えていますと、上の写真から『キッチン手染め染色教室』と名称が浮かびました。
事実、私の工房の作業場は「プロパンガス台と一万円の流し台と中古品の洗濯機です。名称にウソはありません。
生徒さんも数度通えば「堅牢度を考えた天然の彩り」をご自分の家庭のキッチンから生まれます。


「きゅんと」の広告の所為かほとんどの全国紙の広告会社からの勧誘がありましたがお断りしました。予算的に不能です。
ところが、一昨日「朝日新聞」の広告会社からの勧誘があり、お話から掲載する場所と大きさから、崖から飛び降りるような決心で承諾しました。校正も一回だけでしたがテレビ欄にデカデカと掲載されています。意図する内容もデザインも申し分ありません。



                     
天命を待つのみ






草木染め 彩草工房のTwitter





  


Posted by 彩草工房 at 05:41Comments(0)見聞録

2013年04月14日

千代紙一貫張り



飲み干したワインの瓶に千代紙を貼ってインテリアに,更に花を一輪さして楽しめます。

当工房では、書や絵画の重厚な一貫張りも指導しますが、一つの作品に半分以上は千代紙をあしらった一貫張りを教習することで馴染み易く作品創作に工夫を凝らし簡単なものであれば小学生でも出来るようにしたいものです。書道やクレヨンの絵のように子供から大人まで広めたいと思います。肝心な事は深いアート性の高い作品を探求することを忘れないことだと思います。


最近の生徒さんの千代紙を工夫した作品を紹介します。













柿渋を塗付する前の工程で、切り絵の技法を併用しています。


本日、宮日の【あどパーク】で生徒さん募集の広告を掲載しております。

一貫張りの中では【千代紙一貫張り】は馴染み易く導入できます。
毎月、第1・第3水曜日は新設した日程の講座です。ご応募をお待ちいたしています。










  


Posted by 彩草工房 at 17:45Comments(0)作品集

2013年03月30日

草木染めと一貫張りの対応。

前回のブログで申し上げましたが、当工房の「草木染め」と「一貫張り教室」の維持に色々と対応を考えています。

「草木染め」は販売を重視してきましたが、草木染めを教える事にしました。委託販売は解消して、実用新案の『Uラインストール』の認識拡大の為に【Aazon】のネット販売だけにしました。数日前にネットに掲載しました『Uラインストール』です。
色味も春夏にふさわしい彩色にしました。今後も染まり次第に随時掲示していきます。




「草木染め」の方法は、本やネットの検索で照会されていますが、ほとんどが工程順に説明されています。しかし、草木染めらしい奥深い色を求めるには方法が多岐にわたり簡単ではありません。マニュアル通りは行かず熟慮しながらの判断が必要です。
私の行う教習は、染料の抽出から染め上がりの堅牢度の確認までのセミプロらしい染色教室にしたいと考えています。


一貫張りに付きましても、もっと馴染み易い工芸にしたいと考えました。一般的には地味な印象があるように思えます。
もっと明るく、インテリアにするにしても、バッグ風の入れ物にしましてもファッション的に楽しめる一貫張りを目指したいと思います。但し、私は柿渋の色味に魅せられ、教室では従来の雰囲気を持つ作品創作は続けます。
次の作品は生徒さんの最近の創作です。

これは柿渋だけの柄の無い作品ですが、何か魅せられる傑作だと思います。


柿渋の中に千代紙を真ん中に模様を施しています。柿渋の色味も素晴らしいです。


全体を千代紙だけで貼り付け柿渋を幾重にも塗付し艶出しをしています。


千代紙を利用する作品は以前からありましたが、書や絵画に加え千代紙が意外な効果がある事と、初心者でも導入に簡単に馴染むことが判りました。画像検索しましても使用している作品もありますが、意外と少ないようです。


さて、「草木染め教室」を開講するにしても国富の山の麓では地理的に遠く生徒が集まるとは思えません。
「一貫張り教室」も宮崎市内に移転して、今の処、成功したと言えるかもしれません。定員を満たしています。
幸いに祇園のアパート一室を店舗扱いで借りることが出来ました。
前述のような教え方では、多くて3人が限界かも、出来ればマンツーマンが理想かも知れません。
一年余り、「一貫張り」を教えていて草木染め」も教える方が良策のように思えてきました。我流が多々有るかも知れませんが多くの体験から生まれた染色法も有ります。

現役を退職して十数年と言えば私の年齢も判ると思いますが、学者のように勉強した訳ではありません。多少は本を読んだり
柿渋は寺田昌道先生に通信教育で柿渋染めの基本とデザインの考え方を教わった位です。ほとんど体験から工夫した染め方が多いです。少人数でも良いですから教わって下されば、正直、生計の小使いにも幸いです。
マンツーマン大いに結構です。充実した講習会にしたいと考えています。
祇園の店舗アパートは、市内の彩草工房の教室拠点として
                  【アトリエ 祇園】と称することにしました。

4月20日から開講の予定です。4月10日頃に宮日の「あどパーク」ときゅんとの「おけいこ特集」で応募者を募りたいと交渉中です。システムは【予約制】にする積りです。

草木染め 彩草工房のTwitter












  


Posted by 彩草工房 at 06:27Comments(0)見聞録
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